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WNBA渡嘉敷来夢インタビュー「最高の形でデビューできたと思います」

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6月6日(日本時間7日)にシアトル・ストームで日本人女子として史上3人目となるWNBAデビューを果たした渡嘉敷来夢。世界最高峰の舞台で奮闘する彼女が、デビューから約10日後の6月中旬、NBA.com Japan のインタビューに応じてくれた(Eメールでの質問に対して回答)。

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――6月11日に24歳の誕生日を迎えましたね。おめでとうございます。今年はどんな誕生日になったでしょうか?

たくさんの人に祝ってもらえて最高の誕生日になりました‼‼

――WNBA選手として公式戦デビューを飾った感想は?

自分がWNBA選手っていう実感がまだ湧きません。ただ……デビュー戦は日本からもたくさんの方に来ていただけたので、最高の形でデビューできたと思います。

――日本人女子としてWNBAのコートでプレーしたのは史上3人目です。先輩の萩原美樹子さん、大神雄子さんたちからどんなアドバイスをもらいましたか?

遠征先での食事面などのアドバイスをいただきました! ただ……日本食にこだわらずいろいろなものを食べてるからか、そんなに食事面では困ってないです(笑)

――実際にストームに合流し、トレーニングキャンプをこなすなかで、「自分はWNBAでやっていける」と思った瞬間はいつでしたか?

いまだにWNBAでやっていける、とは思ったことないです。

――6月6日のロサンゼルス・スパークス戦の日はどんなことを考えていましたか?

その日は試合のことはあまり考えず、同期の岡本(WJBL JX ENEOSサンフラワーズの岡本彩也花選手)と会える喜びが強かったです!

――スパークス戦で最初のシュートをミスしていますが、これは緊張から?

そうですね! 相当緊張してたので……自分でもビックリしました。

――その後、最初の得点を決めてホッとしましたか?

ホッとする間もないぐらい必死でした(笑)

――初戦は20分の出場で6得点、2ブロック。採点するとしたら100点満点で何点?

50点。

6月6日のロサンゼルス・スパークス戦で日本女子として史上3人目となるWNBA公式戦デビューを果たした渡嘉敷来夢 Photos by NBA/Getty Images


――日本でのセンターからポジションはフォワードになりましたが、その違いについて問題はないですか?

問題はたくさんあります! ただ、練習や試合を重ねていくにつれて解決することだと思います。

――「英語は小学生レベル」と言っていましたが、コミュニケーションはうまくいっていますか?

まだまだこれからだと思います。

――5月に渡米する直前の成田空港ではまったく緊張している様子はありませんでした。アメリカに着いてから何か驚いたことや、困ったことはありましたか?

やっぱり一番は言葉です。あとは……特に問題ないです(笑)

――開幕戦では日本からJXのチームメイトや家族が応援に来ていましたね。

日本から自分のために来てくれたのは凄く嬉しかったです! 本当にたくさんの人に感謝してます。

――WNBA1年目の個人的な目標とチームの目標を教えてください。

チームの勝利に貢献すること。

――最後に、日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。

いつもたくさんの応援ありがとうございます。これからも自分らしく頑張るので応援よろしくお願いします!

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