2月12日(日本時間13日)にビビント・スマートホーム・アリーナで行なわれたサンアントニオ・スパーズ対ユタ・ジャズは、ドノバン・ミッチェルが25得点、7リバウンドを記録し、ジャズが101-99で競り勝った。
第2クォーターに20-4と突き放し、一時は54-42と12点のリードを手にしたジャズだが、前半のうちに反撃を許すと、第3Qに逆転され、第4Q残り9分29秒に70-83と逆に13点差をつけられた。
だが、ジョー・イングルズとミッチェルの連続3ポイントショットなど、ジャズは残り4分53秒で87-87と同点に追いつく。すると、終盤にミッチェルが活躍。最後は残り39.2秒にミッチェルが決勝点となるジャンプショットを決め、さらにその後フリースローを沈めて、ジャズを10連勝に導いた。
2カ月以上ぶりに勝率5割を上回ったジャズ(29勝28敗)は、イングルズが20得点、7リバウンド、5アシスト、デリック・フェイバーズが19得点、8リバウンド、4ブロック、ルディ・ゴベアが10得点、12リバウンド、を記録。
フィールドゴールこそ28本中9本成功だったものの、残り2分54秒からジャズの9得点のうち8得点をあげたミッチェルは、「ミスを気にしていてはいけない。それが大事なんだ」と述べた。
「集中を保ち、ショットはいつか決まるようになると思っていた。幸いにもそうなったね」。
今季のジャズ戦で3敗目のスパーズ(35勝23敗)は、カイル・アンダーソンが16得点、パウ・ガソルが15得点、15リバウンドを記録。
ガソルは「後半の大半で僕らはリードしていた」と逆転負けを悔やんだ。
「フィニッシュすることができなかった。攻撃で何度か悪いポゼッションがあり、そこから彼らのチャンスにつながってしまった」。
トニー・パーカーも「僕らは勝つための道を見出さなければいけない」と、チームに呼びかけた。
「13点リードしていたんだ。良いチャンスを手にしていた。でも、最後にショットを決められなかったんだ」。