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スパーズ、カワイ・レナードはウォリアーズとの第2戦を欠場

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サンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチが、左足首を痛めたカワイ・レナードがゴールデンステイト・ウォリアーズとのNBAプレイオフ2017 ウェスタン・カンファレンス決勝 第2戦を欠場すると明かした。同HCはウォリアーズのザザ・パチューリアのプレイが「危険」で「スポーツマンらしくない」と批判している。『AP通信』が5月15日(日本時間16日)に報じた。

レナードは15日にMRI検査を受けており、ポポビッチHCは復帰時期を公表しなかったが、「検査結果を待つが、明日の試合で彼がプレイしないことは明らかだ」と、レナードが16日(同17日)の第2戦に出場しないと明言している。

14日(同15日)の第1戦の第3クォーター、レナードはジャンプショットを放った際、パチューリアが横滑りさせた足の上に着地。もともとヒューストン・ロケッツとのセミファイナルで痛めていた左足首を悪化させた。

スパーズのベンチ前で起きたこのプレイに対し、ポポビッチHCは激怒した。スパーズは111-113で第1戦を落としている。

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ポポビッチHCは「危険だ。スポーツマンらしくない。誰が誰に対してやったかの問題じゃないんだ。それに、特にこの人間は過去にもこういう行為をした」とパチューリアを非難した。

同HCはダラス・マーベリックス時代のパチューリアのスパーズ戦におけるギリギリのプレイを指摘している。試合後にパチューリアとレナードはともに故意ではなかったと話したが、ポポビッチHCは「彼(パチューリア)にはこの歴史がある。『うっかりしていたんだ。彼はわざとやったんじゃない』なんてあり得ないね」と続ける。

「メールをしてから誰かを殺したら、刑務所に行くだろう。そのつもりはなかったかもしれなくてもね。私が気にするのは自分が目にしたことだ。それに過去のことが全体の状況をさらに悪化させ、私はとても、とても怒っているんだよ」。

レナードはこの負傷でコートに戻ることができず、スパーズはウォリアーズに連続18得点を許し、逆転負けを喫した。離脱するまで、レナードは約24分間のプレイでフィールドゴール13本中7本成功の26得点、8リバウンド、3アシストを記録していた。

ポポビッチHCは「彼がプレイしていても、彼らが勝っていたかもしれない。私は夕食に出向き、グラスワインを飲んで、翌朝目覚めてから練習に向かい、前進していただろう」としつつ、怒りを抑えきれないようだった。

「でも、こんなのはクズだ」。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ