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S・ナッシュ「優勝できずに引退を決断したことが残念」

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現地24日、現役引退を決断したスティーブ・ナッシュが引退会見を開き、感謝の気持ちを述べた。

冒頭、最後に所属したロサンゼルス・レイカーズに対する感謝の気持ちを言葉にしたナッシュは、優勝できずにキャリアを終えたことについて、「残念。そういう結果を得られなかったということ」とコメント。自分と同様に、優勝できずに引退した偉大な選手たちも同じような気持ちだったのだろうと、付け加えた。

気になる第二の人生についても質問が及んだが、ナッシュは即答せず、「今後半年から1年以内には答えられるかもしれない。ただ、人生の半分に相当する時間を通して心血を注いできたバスケットボールから次のステップに移行するのは大事なことと考えている。そして、それは何か情熱を捧げられることになるはず」と、返答。

成功を期待されてレイカーズに移籍しただけに、引退を決める最後の最後まで、ナッシュは復帰を試みたという。腰痛など負傷に苦しめられたが、それでもコートに再び立ち、チームに貢献するため、ハードワークを自らに科したことに関し、「後悔はない」と話した。

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