オクラホマシティ・サンダーのラッセル・ウェストブルックが4月4日(日本時間5日)、ミルウォーキー・バックス戦で今季41回目のトリプルダブルを記録し、1961-62シーズンにオスカー・ロバートソンがマークしたNBA歴代最多記録に並んだ。
前半に12得点、8リバウンド、8アシストを記録したウェストブルックは、第3クォーター残り9分17秒、ディフェンシブリバウンドからタージ・ギブソンの得点をアシストし、7試合連続となるトリプルダブルを達成した。
[動画]ラッセル・ウェストブルック(サンダー)がNBA記録に並ぶ今季41回目のトリプルダブルを達成した瞬間#NBA #NBAJapan #NBAjp #サンダー pic.twitter.com/ES2fyvgeQ3
— NBA Japan (@NBAJPN) April 5, 2017
サンダーは5日(同6日)にメンフィス・グリズリーズと対戦。早ければウェストブルックはこのグリズリーズ戦でNBAの新記録を樹立する可能性がある。
また、ウェストブルックはキャリア通算でも78回目のトリプルダブルとなり、歴代4位のウィルト・チェンバレンの記録に並んだ。
『ESPN』によると、偉業達成にチェサピーク・エナジー・アリーナの観客は「MVP!」とスタンディングオベーション。プレイが止まると会場で記録達成が発表され、ウェストブルックも歓声に応えた。
Standing O for 0! #hist0ry in #LoudCity pic.twitter.com/ymoBG6j6GN
— OKC THUNDER (@okcthunder) 2017年4月5日
27分間プレイしたウェストブルックは、12得点、13リバウンド、13アシストをマーク。『ESPN』によると、残り5試合で16アシストを記録すれば、1962年のロバートソン以来となるシーズン平均でのトリプルダブルを達成する。
『ESPN』によると、ウェストブルックは試合後、開幕前からシーズン平均トリプルダブルを狙っていたかを問われて「そんなことはないよ」と答えた。
「正直、僕はプレイするだけさ。まったく目標じゃなかった。勝利を目指していただけだ。平均得点やフィールドゴール成功率とかよりも僕にとって大事なのは、リーダーシップだ。遠くにたどり着き、チームが優勝する助けとなるものだからね」。