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ラッセル・ウェストブルックが55年ぶりの記録、今季41回目のトリプルダブル達成

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オクラホマシティ・サンダーのラッセル・ウェストブルックが4月4日(日本時間5日)、ミルウォーキー・バックス戦で今季41回目のトリプルダブルを記録し、1961-62シーズンにオスカー・ロバートソンがマークしたNBA歴代最多記録に並んだ。

前半に12得点、8リバウンド、8アシストを記録したウェストブルックは、第3クォーター残り9分17秒、ディフェンシブリバウンドからタージ・ギブソンの得点をアシストし、7試合連続となるトリプルダブルを達成した。

サンダーは5日(同6日)にメンフィス・グリズリーズと対戦。早ければウェストブルックはこのグリズリーズ戦でNBAの新記録を樹立する可能性がある。

また、ウェストブルックはキャリア通算でも78回目のトリプルダブルとなり、歴代4位のウィルト・チェンバレンの記録に並んだ。

『ESPN』によると、偉業達成にチェサピーク・エナジー・アリーナの観客は「MVP!」とスタンディングオベーション。プレイが止まると会場で記録達成が発表され、ウェストブルックも歓声に応えた。

27分間プレイしたウェストブルックは、12得点、13リバウンド、13アシストをマーク。『ESPN』によると、残り5試合で16アシストを記録すれば、1962年のロバートソン以来となるシーズン平均でのトリプルダブルを達成する。

『ESPN』によると、ウェストブルックは試合後、開幕前からシーズン平均トリプルダブルを狙っていたかを問われて「そんなことはないよ」と答えた。

「正直、僕はプレイするだけさ。まったく目標じゃなかった。勝利を目指していただけだ。平均得点やフィールドゴール成功率とかよりも僕にとって大事なのは、リーダーシップだ。遠くにたどり着き、チームが優勝する助けとなるものだからね」。

ボックススコア

Russell Westbrook Thunder


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ