12月31日(日本時間1月1日)にトヨタ・センターで行なわれたロサンゼルス・レイカーズ対ヒューストン・ロケッツの一戦は、延長戦でクリス・ポールがチームを牽引し、ロケッツが2度の延長の末に148-142で勝利した。
それまで40得点と活躍していたハーデンは、第4クォーターに左ハムストリングを負傷し退場してしまった。しかしポールが自身の28得点中15点を延長戦で獲得し、ロケッツはなんとか連敗を5で止めることに成功した。
ロケッツのマイク・ダントーニHCはポールの活躍について「彼が我々を勝利へと導いてくれた」と語った。
「偉大な選手はそれができる。『何が何でも負けない』と言い聞かせ、それを実行できる選手がたまにいるのだ」。
2度目の延長戦残り1分で、ポールが2本フリースローを決め142-142の同点とした。タリク・ブラックがカイル・クーズマのシュートをブロックし、ポールが外したシュートをPJ・タッカーがリバウンドから得点したことでロケッツがリードを奪った。そこからポールが4本フリースローを決めた。
ロケッツは股関節の怪我から復帰したばかりだったポールの出場時間を制限しようと考えていたが、ハーデンの負傷もあり、結局ポールは42分間出場した。
レイカーズはジュリアス・ランドルが29得点、15リバウンドと活躍し、最大17点差のリードを作っていたが、終盤に決めきることができず、連敗は6へと伸びた。