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ロケッツがケビン・マクヘイルHCを解任

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11月18日(日本時間19日)、ヒューストン・ロケッツが成績不振を理由にケビン・マクヘイル・ヘッドコーチの解任を発表したと、AP通信が伝えた。

ダリル・モーリーGMは今回の件について、「チームはケビン・マクヘイルHCのやり方で良い結果を残せなかった。我々は厳しい決断を断行しなければいけなかった。タフなウェスタン・カンファレンスでは、状況が改善されるのを待つ余裕などない。すぐに決断を下さなくてはいけなかった」と、説明した。

どの部分が良くなかったかを聞かれたモーリーGMは、「我々のチームプレイを見れば、(判断は)難しいことではない」と、返答。

「ウェスタン・カンファレンス決勝まで行ったチームとほぼ同じメンバーでありながら、機能しなかった。チームが機能するまで変化を加える。ロケッツは試合に勝つチームだ。(オーナーのレスリー・アレキサンダーも)負けることを受け入れない。私も、チームの誰もが受け入れない」。

今後は、アシスタントコーチのJ.B.・ビッカースタッフが暫定HCとして指揮を執る。

5年前からロケッツのHCを務めたマクヘイルHCは、昨季レギュラーシーズン56勝26敗にチームを導き、カンファレンス決勝でゴールデンステイト・ウォリアーズに敗れた。ロケッツでは、通算193勝130敗という成績を残した。今季は開幕3連敗から一時持ち直したかに思われたが、当初の期待を裏切る4勝7敗と苦しみ、チームはマクヘイルHCの解任を決めた。

モーリーGMは、「肝心なのは、我々は今のチームの力を信じているということだ」と、語った。

「選手の力を信じている。このチームは勝てる。それは確信しているが、今は良い位置にいない。勝てるようになるまで、変化を加えていく」。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ