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セルビアが粘るクロアチアを制して準決勝進出

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8月17日(日本時間18日)にカリオカ・アリーナで行なわれたリオデジャネイロ・オリンピック男子バスケットボール準々決勝、クロアチア代表対セルビア代表の一戦は、接戦の末、セルビアが86-83で辛勝した。

第3クォーターを34-14と圧倒したセルビアが、終盤に驚異的な追い上げを見せるクロアチアを制した。第3Q終盤にボグダン・ボグダノビッチの3ポイントショットで66-52と14点のリードを奪ったセルビアは、第4Q残り3分26秒を残して1点差(74-73)まで詰め寄られた。だが、ミロスラフ・ラドゥリサのショットや、ミロス・テオドシッチ、ニコラ・ヨキッチらのフリースローなどでなんとか逃げ切り、同国史上初のベスト4入りを果たした。


チーム最多の18得点をあげたボグダン・ボグダノビッチは、2014年NBAドラフトでサンズから指名され、今年のドラフト時に交渉権がキングスにトレードされている(現所属はトルコのフェネルバフチェ) Photo by Getty Images Sport

グループB4位通過のセルビアはボグダノビッチが18得点、5アシスト、3スティールをマークしたほか、3選手(ヨキッチ、ラドゥリサ、ステファン・マルコビッチ)がそれぞれ12得点、テオドシッチが9得点、10アシストを記録した。

敗れたクロアチア(グループA首位)は、ボーヤン・ボグダノビッチがゲームハイの28得点、マリオ・ヘゾニャが16得点、8リバウンドと“NBAコンビ”が奮闘。残り19秒にはヘゾニャのフリースローで1点差(79-80)まで迫る粘りを見せたが、逆転には至らなかった。

セルビアは19日(同20日)の準決勝でオーストラリアと対戦する。


[特集]リオデジャネイロ・オリンピック バスケットボール


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ