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アメリカがセルビアを破り、オリンピック3連覇

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8月21日(日本時間22日)にカリオカ・アリーナで行なわれたリオデジャネイロ・オリンピック男子バスケットボール決勝で、アメリカ代表がセルビア代表を96-66で破り、五輪3連覇を成し遂げた。

米国はケビン・デュラントがゲームハイの30得点をあげたほか、デマーカス・カズンズが13得点、15リバウンド、クレイ・トンプソンが12得点、ポール・ジョージが9得点、カーメロ・アンソニーが7得点をあげるなど、ベンチ入り12選手が全員得点をマークした。

2008年北京五輪、2012年ロンドン五輪に続く3大会連続の金メダルを獲得した米国は、2010年FIBAバスケットボール世界選手権、2014年FIBAバスケットボール・ワールドカップと併せてバスケットボールの世界大会5連覇となる。五輪では通算15回目の優勝だ。

セルビアとの決勝、第1クォーターを19-15で終えた米国は、第2Qを33-14、第3Qを27-14とリードを拡大。第4Q開始時点で36点のリード(79-43)を奪ってゲームを支配し、今大会負けなしの8連勝で頂点に駆け上がった。

予選ラウンドでグループA4位通過(2勝3敗)ながら、決勝ラウンドでクロアチアとオーストラリアを破って決勝に進出したセルビアは、ネマニャ・ネドビッチがチームハイの14得点を記録した。そのほか、ミロス・テオドシッチが9得点、ボグダン・ボグダノビッチとミロスラフ・ラドゥリサがそれぞれ7得点をあげたものの、チーム全体の3ポイントショットは24本中4本の成功(16.7%)にとどまった。

2014年FIBAバスケットボール・ワールドカップ決勝に続いて決勝で米国に敗れたセルビアは、ユーゴスラビアとして出場した1996年アトランタ五輪以来となる銀メダルを獲得した。


[特集]リオデジャネイロ・オリンピック バスケットボール


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ