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ジャズでの新たなスタートに興奮するリッキー・ルビオ「前に進む時期がきた」

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ユタ・ジャズにとって今オフ最も大きなロスター変更は、ミネソタ・ティンバーウルブズからポイントガードのリッキー・ルビオを獲得したことだろう。

ウルブズで6シーズンを過ごしたルビオは、新たなチームメイト、新たな機会と共にユタで2017-18シーズンをスタートさせることを受け入れている。『The Deseret News』のライアン・マクドナルド記者が、ルビオの言葉を伝えた。

7月に世界各地で開催されたイベントに参加していたため、リッキー・ルビオは8月2日(日本時間3日)の午後まで地元メディアの取材に応じることはできなかった。滞在先であるスペインから電話会見に応じたルビオは、過去と今後について話してくれた。

ルビオは「トレードされるのは楽しいことではないさ。でも、僕の力を強く信じてくれている球団に移籍できるのだから、興奮したよ」と語った。

「ジャズは伝統のある素晴らしい球団だと思う。ミネソタで6年過ごして、ここ数年はトレードの噂に僕の名前が載っていたけれど、そのときは起こらなかった。だから少し不思議な感じがするね。ただ、今年の夏が移籍のタイミングだったのだと思う。何の後悔もない。ミネソタで素晴らしい時間を過ごせたけれど、僕にとっても、球団にとっても、前に進む時期がきたんだ。自分たちが思い描くような形にならなかった関係性を終わらせて、前に進む時期だったんだ」。

ルビオの加入を喜ぶジャズのデニス・リンジーGMは、7月上旬、新たなコート上の戦略家をジェイソン・キッドと比較するほど期待を寄せている。

ルビオはリンジーGMの言葉に謙遜しつつ、高い期待に感謝の気持ちを示した。

「GMが僕に期待してくれているのは嬉しいことだよ」と、ルビオは話している。

「チームに加わったときから僕の力を信じてくれて凄く嬉しい。僕は自信を持って、良い試合を見せて皆の期待に応えないといけない。自信はあるし、この夏もハードトレーニングを続けている。あらゆる面で貢献できると思っているよ」。

ルビオの加入により、昨季NBA最少失点(96.8)を記録したジャズの守備は、さらに磨きがかかるのではないかと期待されている。ルビオ本人も「自分にできることはわかっている」と言う。

「守備は自分の長所の一つだ。この夏も身体を強くするためにトレーニングしている。優れたポイントガードが集まるリーグで戦う準備を整えるためにね。優秀なポイントガード、身体能力の高いポイントガードと毎試合対戦するし、トップポイントガードともぶつかるから、準備しておかないといけない。自分の守備には自信がある。チームの守備を強化させられると思っているよ」。

ジャズへのトレードが成立してから数日後、ルビオは球団からの要請で、フリーエージェントになったゴードン・ヘイワードを引き留めるため、スペインからアメリカに戻った。ルビオは、オールスターのヘイワードの退団を残念と認めつつ、個人としても、チームとしても、今後が楽しみと語った。

「前に進む」と話すルビオは、こう続けた。

「昨季より良いチームになれるよう努力する。(プレイオフで)ウェスタン・カンファレンス準決勝に勝ち進むのは簡単ではないけれど、僕たちは前進する。今のチームにいる選手たちについて考えるよ」。

原文:Rubio sees fresh start in Utah by NBA.com(抄訳)

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ