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ニックスの元スター、チャールズ・オークリーが試合中に警備員ともみ合って逮捕

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ニューヨーク・ニックスの元スター、チャールズ・オークリーが2月8日(日本時間9日)、試合中にマディソン・スクエア・ガーデンの警備員たちともみ合い、連行・逮捕された。深夜に釈放されたオークリーの件について、『New York Daily News』のフランク・アイソーラ記者が伝えている。

かつてのオールスター選手で、1994年のニックスのNBAファイナル進出に貢献したオークリーは、警備員たちに連れ出される前にニックスのオーナーに怒鳴っていたとの見方を強く否定している。

釈放後、オークリーは『New York Daily News』に対し、オーナーのジェームズ・ドーランが自身を望んでいないから退席するようにと警備員から求められたと明かしている。

「私はあそこに4分しかいなかった」。

「私は彼に何も言っていない。母に誓って言う。彼らが来て、なぜ私があそこに座っているのかを知りたがった。私はチケットを買ったんだよ。私は彼らがどうして私をずっと見続けるのかを聞いた。そうしたら彼らは私に退席するよう求めたんだ。そして私はそれを拒んだ」。

だが、MSGや警察からの情報は、オークリーの主張と異なる。オークリーが長年、犬猿の仲であるドーランを怒鳴り続けて挑発したことが原因だというのだ。

一方、『ESPN.com』のイアン・ベグリー記者もこの件を伝えている。

ニックスのフィル・ジャクソン球団社長がドーランを怒鳴るオークリーをなだめようとしたが、オークリーは警備員にその場を動かないと言い、コートへ続くトンネルの外で彼は手錠をかけられた。

ファンはかつての人気選手を支持して「オークリー! オークリー!」と声を上げていた。

両軍の選手たちも目撃しており、ロサンゼルス・クリッパーズのブレイク・グリフィンは「クレイジーだったよ」とコメント。ニックスのカーメロ・アンソニーは、遠くから見ただけと述べている。

「自分はコートの反対側にいた。みんなが立ち上がり、騒いでいるのを見ただけだ。何が起きていたのか、詳しいことは本当にわからなかった」。

ニューヨーク市警察によると、オークリーは警備員の男性3名を殴っており、暴行や不法侵入などの容疑がかけられている。

また、クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェームズは、オークリーを支持しているようで、インスタグラムにオークリーの現役時代の写真を投稿している。

 

Mood!! #Legend

LeBron Jamesさん(@kingjames)が投稿した写真 -

原文:Report: Oakley says Dolan wanted him to leave MSG last night by NBA.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ