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リポート:カーメロ・アンソニーがトレード拒否条項を放棄か?

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ニューヨーク・ニックスのカーメロ・アンソニーは、新天地がクリーブランド・キャバリアーズかヒューストン・ロケッツになるのであれば、トレード拒否条項を放棄することも検討しているようだ。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が7月2日(日本時間3日)に報じた。

MVP争いで2位だったジェームズ・ハーデンに、オールスター選手であるクリス・ポールも加わったことで、ロケッツはアンソニー争奪戦への勢いを増している。情報筋によると、アンソニーもロケッツ加入に関心を抱いているという。

一方で、レブロン・ジェームズを擁することで、キャバリーズもアンソニーが好む新天地であることは変わらない。

ニックスのフィル・ジャクソン前社長は、アンソニーがトレード拒否条項を放棄し、ニューヨークを去るように説得してきた。そのジャクソンを先週解任したニックスだが、アンソニーをトレードするのであれば大きな資産を手に入れたいという資産を変えていないという。また、ニックスはベテラン選手たちとの長期契約を避けようとしているようだ。

ニックスはロケッツとの交渉において、今後3年で総額6130万ドル(約69億4000万円)がかかるライアン・アンダーソンとのトレードに乗り気でない姿勢をみせている。

33歳のアンソニーは残り2年で約5400万ドル(約61億1000万円)の契約。トレードの場合はさらに800万ドル(約9億1000万円)が支払われる。

オールスター選出10回のアンソニーは、NBAでの14シーズンで1試合平均24.8得点を記録している。

原文:Report: Carmelo Anthony open to trade to Cleveland Cavaliers, Houston Rockets by NBA.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ