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レフェリー協会、M・ブーデンホルザーHCに罰金処分を科したNBAを批判

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NBAレフェリー協会(NBRA)が11月23日(日本時間24日)、アトランタ・ホークスのマイク・ブーデンホルザー・ヘッドコーチに2万5000ドル(約310万円)の罰金を科したNBAを批判した。

NBAは、ホークスが97-109と敗れた21日(日本時間22日)のクリーブランド・キャバリアーズ戦で、ブーデンホルザーHCがベン・テイラー審判と「偶発的に接触」したとして罰金処分を科した。

だが、NBRAの法務部門責任者であるリー・セハムは、声明で「有力なオーナーたちが、悪い振る舞いを変えるために、罰金の有効性を繰り返しあざ笑う環境の中で審判たちは仕事をしている」と批判している。

「最近のリーグの判例では、アグレッシブにコートに入り、肉体的に審判に干渉したコーチは、停止処分を科されることになっていた」。

「現在の我々は、より透明性のない中で、より安全性がない中で、試合への敬意を欠いている中で仕事をしている。コーチは肉体的に審判団を脅かすのではなく、より優れたチームをつくることで競わなければならない」。

一方で、ブーデンホルザーHCはメディアに対し、「私は(テイラー審判の)非常に近くにいた」と釈明している。

「それが、ただのテクニカルファウルだけでなく、彼が私を退場にした理由かもしれない。何かコンタクトがあったのだとしたら、まったく故意ではない。コンタクトがあったのなら、それが彼のコールの理由だと思う」。

原文: Referees union lashes out at NBA for not suspending Hawks coach Mike Budenholzer by Sporting News (抄訳)

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ