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ジェレミー・リンが29得点、ホーネッツがスパーズ相手に大逆転勝利

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3月21日(日本時間3月22日)に行なわれたサンアントニオ・スパーズ対シャーロット・ホーネッツの一戦は、ホーネッツが91-88で勝利した。

ホーネッツは第1クォーターでフィールドゴール21本中3本成功に終わり、5ターンオーバーを記録して7-28と大差をつけられる。第2Q立ち上がりの失点で7-30とさらにリードを広げられ、ホーネッツのスティーブ・クリフォードHCはタイムアウトを取った。

クリフォードHCは試合後、「もっとハードに戦うように頼んだんだ」と笑顔で明かしている。

「頼むよ、とね。みんな私よりも稼いでいるのは知っている。選手たちが私を解任させることもできると知っている。私はただ、『頼む』と言ったんだ」。

するとホーネッツはここから反撃に転じ、第4Qにはジェレミー・リンが15得点を記録。残り48秒にリンのジャンプショットで89-88とリードを奪うと、リンはさらにリバウンドの際にファウルを受ける。残り18秒でリンが2本のフリースローを沈め、ホーネッツは逆転勝利した。

第1Qで7得点以下に終わったチームが逆転勝利するのは、2008年12月12日にニュージャージー・ネッツを下したユタ・ジャズ以来のこと。一方、スパーズが23点リードから逆転負けしたのは、ティム・ダンカンが加入した1997年以来初となる。

ホーネッツはコートニー・リーが17得点、ニコラ・バトゥームが15得点、コディ・ゼラーが14リバウンドを記録。リンはフィールドゴール18本中11本成功、3ポイントシュート4本すべて成功の29得点をマークした。

一方、連勝が6で止まり、シーズン60勝目も逃したスパーズは、ホーネッツ戦での連勝も12でストップ。トニー・パーカーが19得点、ラマーカス・オルドリッジが18得点、12リバウンド、ダンカンが16得点、10リバウンドを記録している。

スパーズのグレッグ・ポポビッチHCは、「彼は見事だった」とリンの活躍に脱帽した。

「試合を通じて我々は彼を止められなかった。彼は素晴らしい試合をしたね。見事だった」。

ボックススコア

 

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ