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レブロン・ジェームズが通算40回目のトリプルダブル、キャブズがキングスに大勝

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2月8日(日本時間9日)に行なわれたサクラメント・キングス対クリーブランド・キャバリアーズの一戦は、キャブズが120-100と大勝した。

序盤からリードしたキャブズは、その後も安定したパフォーマンスで61-45と16点差で前半を終えると、第3クォーターも立ち上がりからレブロン・ジェームズの3ポイントシュートやカイリー・アービングの5得点などで、78-57とリードを広げた。第4Qにジェームズ休ませたキャブズは、最大24点差をつけている。

ジェームズは第3Qに今季初、キャリア通算40回目のトリプルダブルを達成。試合後、「ベンチに座ってスコアボードを見るまでは知らなかったんだ」と、記録を意識していなかったと明かした。

「やっと峠を越せたね。第3Qで達成できたというのも素晴らしい。少し休むことができたよ」。

ジェームズは21得点、10アシスト、10リバウンド、アービングは今季自己最多の32得点、自己最多タイとなる12アシストを記録。3ポイントを6本成功させたJ.R.・スミスが22得点をマークした。また、11得点をあげたケビン・ラブは、第2Qに通算9000得点を達成している。

ルディ・ゲイとオムリ・カスピが各16得点、デマーカス・カズンズが14得点、ラジョン・ロンドが16アシストを記録したキングスは、これで9戦8敗。5日(日本時間6日)のブルックリン・ネッツ戦で128得点を許して敗れ、ジョージ・カールHCの進退が騒がれ出したキングスは、7日(日本時間8日)のボストン・セルティックス戦でも前半に74得点を献上し、再び128得点を許して敗れていた。

ロンドは「倒れ続けているわけにはいかない。僕らはファイトしないと」と、チームに奮起をうながしている。

「僕らはみんな男なんだ。大人なんだ。誰か以上に待っていてはいけない。僕らは言い訳をやめなければいけないよ」。

また、当日朝の任意のシュート練習に姿を見せたチームメイトが少なかったことにも、ロンドは「3、4人が(練習に)来るだけでキャブズを倒せるなんて期待はできない」と怒りをあらわにした。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ