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デイミアン・リラードが33得点、ブレイザーズがグリズリーズを下す

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2月8日(日本時間9日)に行なわれたポートランド・トレイルブレイザーズ対メンフィス・グリズリーズの一戦は、オーバータイムの末にブレイザーズが112-106と制した。

同点になること18回、リードが入れ替わること17回、最大点差わずか6点と接戦になった一戦は、第4クォーター残り7.6秒にトニー・アレンのフリースローで102-100とグリズリーズがリードする。

だが、ブレイザーズも諦めない。リラードの3ポイントシュートが外れ、C.J.マッカラムが押し込もうとしたボールも外れたが、さらにアレン・クラブが押し込み、オーバータイムに持ち込んだ。

すると、ブレイザーズはそれまで不振だったマッカラムが復調。フィールドゴールを3本連続で決め、6得点を記録する。それでも残り10秒に追いつかれるピンチを迎えたが、アレンのレイアップが外れて事なきを得ると、その後は逃げ切りに成功した。

ブレイザーズはデイミアン・リラードが33得点、マッカラムが21得点、ジェラルド・ヘンダーソンが16得点、クラブが13得点を記録している。

マッカラムは「あまり良くなかった」と、オーバータイムに入るまで出来が悪かったと認めつつ、踏ん張ったと明かしている。

「ファウルをしたし、マイク・コンリーに得点を許した。ショットは決まらなかった。でも、僕は粘らなければいけなかったんだ。チームは僕の得点を必要としている。終盤に僕が頑張り、自信を持って良いショットを決めることを必要としているんだ」。

一方、2試合連続でオーバータイムの末に連敗したグリズリーズは、コンリーが27得点、ザック・ランドルフが26得点、マリオ・チャルマーズとジェフ・グリーンが各12得点を記録した。11得点をマークしたマーク・ガソルは、第1Q途中に右足の負傷で退場している。

アレンは「あれで同点にしたかった」と、オーバータイム残り10秒で追いつくチャンスを逃したことに落胆した。

「個人的にあれを乗り越えたい」。

ボックススコア

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ