2月8日(日本時間9日)に行なわれたオーランド・マジック対アトランタ・ホークスの一戦は、オーバータイムの末にマジックが117-110と勝利した。
第1クォーターに20点差をつけられ、第3Q途中まで18点のビハインドを背負っていたマジックだが、ニコラ・ブーチェビッチが第3Qに12得点を記録するなど反撃。第4Q残り3分33秒に96-94と逆転に成功する。
大量リードを失ったホークスは、終盤にポール・ミルサップのフリースローで101-101とすると、残り1.2秒からミルサップがショットを決めた。だが、その前にブザーが鳴っていたため、試合はオーバータイムに突入する。
すると、マジックはオーバータイムに入って連続6得点をマーク。カイル・コーバーの3ポイントシュートで110-112と2点差にされたが、最後はエバン・フォーニエの3ポイントで突き放した。
マジックは7日(日本時間8日)のホークス戦でも96-94と勝利しており、終了間際にブーチェビッチが決勝点をマークしている。第3Q以降に25得点を記録したブーチェビッチは、2試合連続でホークス相手に活躍した形だ。ブーチェビッチは28得点、13リバウンド、6アシストを記録した。そのほか、エルフリッド・ペイトンが20得点をマークしている。
1月に2勝12敗と苦しんだマジックは、イースタン・カンファレンスの10位タイ。だが、ホークス相手の2連戦で、オラディポは「大きいね。僕らにとって本当に大きい」と、流れを変える2試合になったかもしれないと述べた。ペイトンも「間違いなく前進だ」と続いている。
敗れたホークスはアル・ホーフォードが27得点、ミルサップが22得点、13リバウンドを記録した。ホーフォードは「僕らは集中を失ってしまうときがある」と嘆いている。
「シーズンを通じてずっとこの問題があった。なかなか受け入れられないよ」。
マイク・ブーデンホルザーHCも「第3Qにああいう形でリードしていたら、もっとうまくやらなければいけない」と勝利を逃したことに肩を落とした。
「我々は終盤にもっとうまくやらなければいけないと思う。私も選手たちも、全員が、だ」。