11月21日(日本時間22日)にトヨタ・センターで行なわれたニューヨーク・ニックス対ヒューストン・ロケッツは、新人のクリスタプス・ポルジンギスが24得点、14リバウンド、7ブロックの活躍を見せ、ニックスが107-102で勝利した。
第4クォーター終盤になっても1点を争う展開が続いた中、ニックスは98-99で迎えた残り1分22秒にポルジンギスのフリースロー2本で逆転すると、カーメロ・アンソニーのレイアップ、アーロン・アフラロのフリースローでリードを広げ、4連勝。今季8勝目(6敗)をあげたニックスだが、球団史上最低の17勝65敗に終わった昨季は、1月23日(同24日)まで8勝に到達できなかった。
ESPNによれば、直近20シーズンで1試合20得点、10リバウンド、7リバウンド以上を記録した新人選手は、ポルジンギスを含めわずか5人しかいない(ほかはパウ・ガソル、ラマー・オドム、ティム・ダンカン、ディーン・ギャレット)。
試合後ポルジンギスは、「試合に出場するたびに、より快適にプレイできるようになっているんだ」と、語った。
「シュートも決まっているから、この調子でシュートを決め続けたい」。
ニックスはポルジンギスのほか、アフラロが16得点、アンソニーが14得点を記録。
アンソニーは、ドラフト4位でポルジンギスを指名したことを批判した意見について、「(ポルジンギスを)知らない人の心配だったんだと思う」と、話した。
「どういうプレイが期待できるかわからなかったんだろうね。誰も彼のプレイを見たことがなかったから、ニックスが彼を指名したことに腹を立てたのさ」。
直近7試合で6敗を喫したロケッツ(5勝9敗)は、ジェームズ・ハーデンが24得点、10アシスト、7リバウンド、テレンス・ジョーンズが18得点、クリント・カペラが16得点、14リバウンドをあげた。