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終盤にケビン・デュラント爆発、ウォリアーズが逆転勝利で優勝に王手

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6月7日(日本時間8日)、NBAファイナル2017 ゴールデンステイト・ウォリアーズ対クリーブランド・キャバリアーズの第3戦がクイックン・ローンズ・アリーナで行なわれ、ウォリアーズが118-113で勝利を収めた。シリーズ3連勝としたウォリアーズは、2015年以来2年ぶりとなる優勝まであと1勝となった。

第4クォーター残り3分9秒にキャブズのJR・スミスが3ポイントショットを沈めた時点で、キャブズは6点(113-107)のリードを奪っていた。

だが、そこからウォリアーズは、ステフィン・カリーがレイアップ、ケビン・デュラントがジャンパー、3Pと立て続けに得点を重ね、残り45秒で114-113とキャブズを逆転。終盤の攻防を11-0とし、敵地で大きな勝利を飾った。第4Qのスコアはウォリアーズの29-19だった。

ウォリアーズは、デュラントが試合最後の1分15秒間にあげた7得点を含めてチーム最多の合計31得点に加えて、8リバウンド、4アシストをマークし、勝利に大きく貢献した。

優勝まであと1勝に迫ったことについて、デュラントは「今までに経験したことがないポジション」と語った。

「これまで大舞台で勝てないことを非難されてきた。だから気を抜きたくはない。まだ終わっていない。これはクレイジーなシリーズだ。あらゆることが起こり得る。だから気を抜きたくないし、もう終わったとも感じたくはない」。

そのほか、前半にチームを牽引したクレイ・トンプソンが30得点、6リバウンド、3P5本を沈めたカリーが26得点、13リバウンド、6アシスト、ドレイモンド・グリーンが8得点、8リバウンド、7アシスト、アンドレ・イグダーラが7得点、5リバウンド、5アシスト、4スティール、1ブロックと主力が揃って力を発揮した。

第3Qを33-22と圧倒し、試合終盤まで優位を保っていたキャブズは、最後の3分間で無得点に終わり、ホームでの第3戦に惜敗した。

レブロン・ジェームズが39得点、11リバウンド、9アシスト、カイリー・アービングも38得点、6リバウンド、3アシストと、二大エースが獅子奮迅の活躍を見せたものの、勝利を掴むことはできず、シリーズ3連敗となった。

そのほか、ケビン・ラブが9得点、13リバウンド、6スティール、スミスが3P5本を成功させて16得点を記録した。

ウォリアーズが勝てば優勝が決まる第4戦は、9日(同10日)に同地で行なわれる。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ