NBA

ウォリアーズがホームでウルブズに敗れる、今季ホーム2敗目

Author Photo
Sporting News Logo

今季ホームで37勝1敗と無類の強さを誇ってきたゴールデンステイト・ウォリアーズが、ホーム2敗目を喫した。

4月5日(日本時間6日)にオラクル・アリーナで行なわれたミネソタ・ティンバーウルブズ戦で、24ターンオーバーを喫したウォリアーズは延長戦の末に117-124で敗れた。1日(同2日)のボストン・セルティックス戦で今季ホーム初黒星を喫して以来、4月に入ってホーム2敗目、直近3試合では1勝2敗となっている。

この敗戦により、今季戦績を69勝9敗としたウォリアーズのレギュラーシーズンは残り4試合。1995-96シーズンのシカゴ・ブルズが持つ歴代最多勝利記録(72勝)まであと3勝に迫っているが、新記録達成にはもう1敗もできない状況となっている。ドライモンド・グリーンは「僕らは焦点を失っていた」とチームに警鐘を鳴らしている。

「焦点を失ったときに、ターンオーバーが起きるものだ。そして悪いディフェンスをしているときこそ、問題が起きるときなんだ」。

第3クォーター中盤にこの日最大となる17点のリード(69-52)を奪っていたウォリアーズだったが、第4Q残り6分39秒、シャバズ・モハメッドの3ポイントシュートで94-94の同点に追いつかれ、“貯金”を帳消しに。2点差で迎えた第4Q終盤、ウルブズはアンドリュー・ウィギンズが同点に追いつくレイアップを沈めてオーバータイムに突入するとその5分間を18-11と制し、王者から大金星をあげた。

ウルブズは自己最多となる35得点のモハメッドのほか、アンドリュー・ウィギンズが32得点、5リバウンド、4アシスト、6スティール、カール・アンソニー・タウンズが20得点、12リバウンド、4アシスト、ザック・ラビーンが16得点、5アシスト、4リバウンド、4スティールを記録。今季26勝目(52敗)をあげ、ウォリアーズの今季の延長戦における連勝を6で止めた。

タウンズは「(ウォリアーズからの勝利は)歴史的なことでもなんでもない」と語っている。

「試合に出て、勝ちたいだけさ。毎試合そこへに出ていって、試合に勝てる競争力の高いチームでありたいと思っているだけだ」。

今季78試合目にして9敗目を喫したウォリアーズは、クレイ・トンプソンが28得点、ステフィン・カリーが21得点、自己最多にあと1本に迫る15アシスト(今季自己最多)、6リバウンド、ハリソン・バーンズが20得点をマーク。12得点、6リバウンド、9アシスト、3スティール、2ブロックを記録したグリーンは、延長戦残り2分34秒にモハメッドの速攻を止めた際に6回目のファウルを犯し、途中退場となっている。

また、左足首の負傷で直近13試合を欠場し、この日戦線復帰を果たしたアンドレ・イグダーラは、ベンチから19分の出場で4得点、2アシストだった。

ボックススコア

著者
NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ