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ハッサン・ホワイトサイドが11ブロックを含むトリプルダブル達成、ヒートが連敗脱出

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1月15日(日本時間16日)、ペプシ・センターで行なわれたマイアミ・ヒート対デンバー・ナゲッツは、ハッサン・ホワイトサイドがトリプルダブル(19得点、17リバウンド、11ブロック)の大活躍を見せ、ヒートが98-95で勝利した。

ドウェイン・ウェイドが肩痛で欠場した中、ホワイトサイドとクリス・ボッシュがチームのオフェンスを牽引した。

第4クォーター終盤になっても1ポゼッションゲームの接戦となった試合が動いたのは残り1分をきってからで、95-95の同点で迎えた残り55.5秒、ボッシュがフェイダウェイショットを決めてヒートがリードを2点に広げる。その後ボッシュが2本中1本のフリースローを沈めて3点差となると、ナゲッツはジャミア・ネルソンが3ポイントシュートを外し、ヒートが連敗を3で止めた。

ヒート(23勝17敗)は、ホワイトサイドのほか、ボッシュが24得点、タイラー・ジョンソンが15得点を記録。ホワイトサイドは、キャリア3度目となった今回を含め、過去の2回も得点、リバウンド、ブロックでトリプルダブルを達成している。

右ひざの腱炎に悩まされているホワイトサイドは、試合後、「今日チームバスに乗り込む前に、コーチ(エリック・スポールストラ・ヘッドコーチ)に、『けがをしてから今日が最高の状態です。だから、出場時間を制限しないでください。コーチが知る身体能力の高いハッサンに戻りましたから』と伝えたんだ」と、語った。

ウェイドは試合後、試合当日の昼にボッシュから受けた助言で欠場を決めたことを明かしている。

「昼食のとき、自分がどうするつもりかをクリスに伝えたら、『休め』と言われた。そのおかげで楽に決断を下せた」。

敗れたナゲッツ(15勝25敗)は、ダレル・アーサーが18得点、8リバウンド、エマニュエル・ムディエイが16得点をあげた。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ