2月26日(日本時間27日)、ステイプルズ・センターで行なわれたメンフィス・グリズリーズ対ロサンゼルス・レイカーズは、今季自己最多19得点を記録したビンス・カーターを含む6選手が二桁得点をマークしたグリズリーズが、112-95で勝利した。
ベンチ出場のカーターは、第1クォーター残り4分5秒にコートに入ると、第2Q序盤までのわずか7分48秒の間に5本連続して3ポイントシュートを成功させ、試合を通じてフィールドゴール10本中7本成功で勝利に貢献している。
試合後カーターは、「集中していたし、できることをやってチームに貢献しようとしたんだ」と、語った。
「若い頃の感覚を取り戻せたかはわからないけれど、良かったときを思い出せたし、まだやれることを証明できた。チームメイトも僕を探してくれた。そういう展開になると気分も上がるよね」。
この日は右肩痛で欠場したレイカーズのコービー・ブライアントについて、先月39歳になったカーターは、仮に近い将来引退を決めたとしても、ブライアントのような“お別れツアー”にはならないと話した。
「もうプレイしなくなるなんて考えられない。まだまだバスケットボールをプレイするのが大好きだから。燃え上がるような情熱が今もある。身体が言うことを利かなくなれば、自然と次に進むときがくるさ。バスケットボールに失礼な振る舞いはしたくない。ただコートに出て、プレイして、金を稼ぐような真似はしない。そういうことではないから」。
「(NBAで)12~15年もプレイすれば、それからはバスケットボールへの愛が重要になる。それこそ今の僕がいる場所。今も高いレベルで競い合うために努力しているんだよ」。
グリズリーズ(34勝23敗)は、カーターのほか、P.J.・ヘアストンが21得点、マイク・コンリーが17得点、7アシスト、ザック・ランドルフが15得点、10リバウンド、5アシスト、ランス・スティーブンソンが14得点、7リバウンド、ジャマイカル・グリーンが10得点を記録した。
8連敗のレイカーズ(11勝49敗)は、ディアンジェロ・ラッセルが22得点、ジュリアス・ランドルが17得点、ルー・ウィリアムズが13得点をあげている。