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キングスが終盤の接戦を制して勝利

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1月7日(日本時間8日)、スリープ・トレイン・アリーナで行なわれたロサンゼルス・レイカーズ対サクラメント・キングスは、終盤の攻防を制したキングスが118-115で競り勝った。

第3クォーター序盤までに最大でリードを27点(88-61)に拡大したキングスに対し、レイカーズは、その後、第4Q残り3分49秒までに48-20で圧倒し、109-108と逆転に成功する。その後ポゼッションが代わるごとにリードチェンジを繰り返した試合は、残り21.7秒、ラジョン・ロンドがフローター、直後にジョーダン・クラークソンのファウルを受けたデマーカス・カズンズがフリースロー2本を慎重に沈め、キングスが接戦を制した。

キングス(15勝21敗)は、カズンズが29得点、10リバウンド、7アシスト、ルディ・ゲイとクインシー・エイシーがそれぞれ18得点、ロンドが12アシストを記録。2連敗のレイカーズ(8勝29敗)は、ディアンジェロ・ラッセルが27得点、ルー・ウィリアムズが20得点、クラークソンが15得点をあげた。

右肩痛から3試合ぶりに復帰したコービー・ブライアントは、フィールドゴール18本中10本の28得点を記録し、NBA史上3人目となる通算3万3000得点超えを達成した。NBA史上、この大台を突破したのは、ブライアント(通算3万3010得点)のほか、カリーム・アブドゥル・ジャバー(通算3万8387得点)、カール・マローン(通算3万6928得点)のみとなっている。


3試合ぶりの復帰で28得点を記録したコービー、NBA史上3人目の通算3万3000得点声を達成

敵地で現役最後のキングス戦を終えたブライアントは、試合後、元チームメイトであり、現在キングスのゼネラル・マネージャーを務めるブラデ・ディバッツからプレゼントを贈られたことを明かした。

「彼が僕に、シャーロット・ホーネッツの8番のジャージーをくれた。とても嬉しい」。

「彼にはユーモアのセンスがある。普段からジョークを言う性格で、僕の皮肉と釣り合う」。

ディバッツは1996年、ブライアントの交渉権と交換でレイカーズからホーネッツにトレードされた。


コービーとハグを交わすディバッツ

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ