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サンズがレイカーズに勝利、コービー・ブライアントは最後のサンズ戦で17得点

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3月23日(日本時間24日)にトーキング・スティック・リゾート・アリーナで行なわれたロサンゼルス・レイカーズ対フェニックス・サンズの一戦は、本拠地のサンズが119-107で勝利を収めた。

サンズはデビン・ブッカーがフィールドゴール22本中12本を沈めて28得点、7リバウンド、ブランドン・ナイトが25得点、8リバウンド、7アシストと活躍したほか、ジョン・ルーアーも22得点、自己最多の14リバウンドと3選手が20得点超えを果たした。

同点で迎えた第3クォーター中盤に、サンズはミルザ・テレトビッチとブッカーの長距離砲などでリードを拡大。第4Q序盤にはジョン・ジェンキンズの連続得点で15点リード(91-76)を奪った。その後、一時3点差まで迫られる場面もあったものの、ナイトの連続3ポイントシュートなどで再びレイカーズを突き放した。

コービー・ブライアントとの初対戦を終えた19歳の新人ブッカーは、「最初で最後の彼との対戦だ。皆に自慢したくなる思い出になるし、その証拠も残るしね。僕にとって不調な夜にも、最低の試合にもならなかったことを神に感謝するよ」と語っている。

「幸運にもとても良いプレイができたし、試合に勝つことができた。これで僕は対コービー戦で1勝0敗さ」。

敗れたレイカーズは、最後のサンズ戦となったブライアントが17得点、3リバウンド、2アシスト。ブライアントが試合終盤に連続3Pを沈めると、敵地にもかかわらず会場から「コービー! コービー!」のチャントが沸き起こった。ブッカーについての感想を求められたブライアントは、「彼は僕のムーブを仕掛けてきたよ」と笑顔を見せている。

「僕のムーブで僕を負かすことはできないよ。だけど、そういう姿を見るのは素晴らしいこと。間違いなく素晴らしいことだ。僕もMJ(マイケル・ジョーダン)に同じことをしたものだよ」。

レイカーズはブライアントのほか、ジュリアス・ランドルが19得点、15リバウンド、ディアンジェロ・ラッセルが14得点、ジョーダン・クラークソンが13得点。第2クォーター序盤には二桁リードを保持していたものの、ハーフタイムまでに同点(47-47)に追いつかれ、後半開始直後以降は一度もリードを奪えなかった。

ウェスタン・カンファレンス14位のサンズは今季20勝目(51敗)、同15位のレイカーズは56敗目(15勝)となっている。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ