12月9日(日本時間10日)、ターゲット・センターで行なわれたロサンゼルス・レイカーズ対ミネソタ・ティンバーウルブズは、オーバータイムの末ウルブズが123-122で勝利し、連敗を4で止めた。
今季終了後の現役引退を表明しているコービー・ブライアントにとって、現役最後となる敵地でのウルブズ戦だったが、試合が競った第4クォーター終盤、ブライアントは、バイロン・スコット・ヘッドコーチに若手を起用するよう進言。レイカーズは、ドラフト2位新人のディアンジェロ・ラッセルが第4Q残り4分から2本の3ポイントシュートを含む11得点を決めて114-114の同点に追いつき、延長戦に突入した。
オーバータイム残り30秒を切って1点差(122-123)としたレイカーズは、終了直前にラッセル、ロイ・ヒバートが続けてシュートを放ったものの決められず、ウルブズが僅差の試合をものにした。
ウルブズ(9勝12敗)は、ケビン・マーティンが今季自己最多の37得点、ドラフト1位新人のカール・アンソニー・タウンズが26得点、14リバウンド、アンドリュー・ウィギンズが19得点を記録。4連敗のレイカーズ(3勝19敗)は、ラッセルが自己最多の23得点、ジュリアス・ランドルが20得点、12リバウンドをあげた。
ブライアントは試合後、ラッセルとランドルについて、「彼らは良いリズムに乗れているし、勢いもある」と、コメント。
「プレイさせるべきだ」。
ラッセルは、「彼(ブライアント)がそんなことを言ってくれるなんて、光栄だよ。彼が望めば、コーチにシュートを打ちたいと言えるし、彼のコレクションに加えられる」と、語った。
「彼なら決めていたと思うよ」。
ブライアントは、フィールドゴール13本中5本の11得点を記録。試合前には、ブライアントより1年早く高卒選手としてNBAでプレイし始めたケビン・ガーネットと抱擁を交わし、エールを送り合った。