4月6日(日本時間7日)、ステイプルズ・センターで行なわれたロサンゼルス・クリッパーズ対ロサンゼルス・レイカーズは、クリッパーズが91-81で勝利した。
今季終了後に現役を引退するコービー・ブライアントは、現役最後のクリッパーズ戦で17得点を記録。試合終了直前にはスタンディングオベーションに応え、試合終了後にはクリッパーズの選手と握手やハグを交わした。
クリッパーズのクリス・ポールは、すでに勝負が決まっていたにもかかわらず、第4クォーター終盤までプレイし続けたブライアントについて、「誰もがやることではない」と、称賛している。
「特定の人間だけが、20年目のキャリアが終わることの意味、その大変さを理解している。やろうと思えば、(クリッパーズに)時間を使わせて試合を終わらすこともできた。でも、彼は競い合うことが大好きな選手だから」。
ブライアントは試合後、ポールとの関係性について、「クリスと僕は、長い間、近い関係にいる」と、話した。
「彼とは友情以上だね。ブレイク(グリフィン)からは、『長い間、影響を与えてくれてありがとう』と言われた」。
3連勝でウェスタン・カンファレンス4位でのプレイオフ進出を確定させたクリッパーズ(50勝28敗)は、J.J.・レディックとディアンドレ・ジョーダンがそれぞれ15得点、ポールとグリフィンがそれぞれ13得点を記録した。
3連敗のレイカーズ(16勝62敗)は、ブライアントのほかジョーダン・クラークソンとディアンジェロ・ラッセルがそれぞれ13得点、ジュリアス・ランドルが自己最多となる20リバウンドをあげている。