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スティーブ・カーHCの現場復帰初戦に快勝したウォリアーズが開幕ホーム20連勝

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1月22日(日本時間23日)、オラクル・アリーナで行なわれたインディアナ・ペイサーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズは、ステフィン・カリーが今季2度目のトリプルダブル(39得点、10リバウンド、12アシスト)の大活躍を見せ、ウォリアーズが122-110で勝利した。

昨年の夏に受けた腰の手術の影響でシーズン開幕時期からリハビリを続けていたスティーブ・カー・ヘッドコーチの現場復帰戦で、カリーは、得点としてカウントされなかったものの、第1クォーター終了のブザー後ハーフライン手前から放ったシュートを決めると、第2Q終了直前には、ほぼ同じ位置からブザーが鳴る前にボールをリリースし、再びハーフコートショットを成功させ会場を沸かせた。

試合後カリーは、「面白い2本のショットだったね」と、コメント。

「あれだけ距離のある位置からは、昨年のメンフィス(グリズリーズ)戦以来決めていなかったと思う。1本目はカウントされなかったけれど、1本成功させていたから、2本目は決まると確信していた。バックボードにも少し助けられたけれど、入ったよ」。

この日カリーがトリプルダブル(TD)を達成したことで、今季8度TDをマークしているドレイモンド・グリーンと合わせ、ウォリアーズはチーム合計10度TDを達成している。AP通信によれば、ウォリアーズが1シーズンでチーム合計10TDを記録したのは、1959-60シーズン以来初だという。

グリーンは、カーHCの復帰について、「今夜は、ここ7か月苦しんだコーチ・カーの復帰戦だったし、特別な夜だった。コーチが愛して止まない仕事をしている姿を見られるのは、素晴らしいことだよ」と、話した。

カーHCは、試合後、現場復帰初戦の喜びを、次のように述べている。

「この時を長い間、待っていた。日常のルーティーンが恋しかった。私にとっては今季初の試合のようだ。まぁ、実際そうなんだがね。幸運にもチームは良い状態にあるので、これからも前進し続けたい」。


現場復帰を果たしたウォリアーズのスティーブ・カーHC

ウォリアーズ(40勝4敗)は、カリーのほか、グリーンが22得点、11リバウンド、クレイ・トンプソンが18得点を記録した。昨季レギュラーシーズン戦を含め、ウォリアーズは1985-86シーズンのボストン・セルティックスに並び、歴代3位タイとなるホーム38連勝を達成している。

敗れたペイサーズ(23勝20敗)は、マイルズ・ターナーが自己最多の31得点、モンテ・エリスが18得点、ジョー・ヤングが16得点、8アシストをあげた。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ