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ステフィン・カリーのロング3Pが決勝点、ウォリアーズがサンダーとのOT戦を制す

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2月27日(日本時間28日)、チェサピーク・エナジー・アリーナで行なわれたゴールデンステイト・ウォリアーズ対オクラホマシティ・サンダーは、ステフィン・カリーがオーバータイム残り0.6秒に成功させたロング3ポイントシュートが決勝点となり、ウォリアーズが121-118で勝利した。

アンドレ・イグダーラが第4クォーター終了直前に沈めたフリースローで103-103の同点となった試合は、延長戦に突入。オーバータイム序盤にケビン・デュラントがファウルとなった中、サンダーは残り33.9秒の時点で3点をリードしていた。しかし、ウォリアーズがは直後にクレイ・トンプソンがラッセル・ウェストブルックのファウルを受けながらもリバースレイアップをねじ込み、フリースロー1本も冷静に沈めて118-118の同点に追いついた。ポゼッションが入れ替わり、ウェストブルックがジャンプシュートを外すと、リバウンドを奪ったイグダーラからパスを受けたカリーは、3Pラインよりも約9m離れた位置からロング3Pを成功させ、劇的な形で勝負を決めている。

カリーは決勝点となったロング3Pについて試合後、「正直に言うけれど、自分がコート上のどの位置にいるか把握していなかった。だから、頭でどのくらいの距離があるかを計測していたわけではなかったんだよ」と、語った。

「本当に感覚だけ。何度も決めたことがあるショットだったから。ハーフコートを越えて、ドリブルでタイミングを取って、相手のディフェンスが来る前に打って、決める。それしか考えていなかったね」。

ウォリアーズ(53勝5敗)は、カリーが1試合での3P成功数としてはNBAタイ記録となる12本(16本中)の3P成功を含む46得点、トンプソンが32得点、イグダーラが12得点、ドレイモンド・グリーンが14リバウンド、14アシスト、自己最多となる6スティールで勝利に貢献。カリーは、自身が保持する1シーズンでの3P成功数でのNBA記録を更新し、現時点で今季288本の3Pを成功させている。現在ウェスタン・カンファレンス8位のヒューストン・ロケッツが同日サンアントニオ・スパーズに敗れたことでウォリアーズのウェスト8位以上が確定したため、レギュラーシーズン58試合目にしてプレイオフ進出が確定した。

ホーム3連敗のサンダー(41勝18敗)は、デュラントが37得点、12リバウンド、ウェストブルックが26得点、13アシスト、サージ・イバカが15得点、今季自己最多の20リバウンド、エネス・カンターが11得点、スティーブン・アダムズとアンドレ・ロバーソンがそれぞれ10得点をあげた。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ