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カリー42得点! ウォリアーズがヒートに辛勝

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2月24日(現地25日)にアメリカン・エアラインズ・アリーナで行なわれたゴールデンステイト・ウォリアーズ対マイアミ・ヒートの一戦は、ステフィン・カリーが終盤に沈めた逆転3ポイントシュートをきっかけにウォリアーズが流れを掴み、118-112で勝利を収めた。

ウォリアーズは、カリーがゲーム最多の42得点、クレイ・トンプソンも33得点と“スプラッシュブラザーズ”が合計75得点の大爆発。第1クォーターに21-30とヒートのスタートダッシュを許し、試合終盤まで僅差の戦いが続いたものの、トンプソンが第4Q途中に連続15得点をあげて食い下がり、試合はクランチタイムに突入する。

ここでカリーが昨季MVPの本領を発揮した。残り1分6秒に逆転3Pを沈めると、ドウェイン・ウェイドのフリースローですぐに逆転されるも、続く残り39.3秒にも再びカリーがゴール正面から3Pを決めて110-108とし、その後のファウルゲームを制した。3連勝のウォリアーズはリーグトップの51勝目(5敗)をあげている。

この日最初の3ポイントシュートを決めて127試合連続3P成功というカイル・コーバー(アトランタ・ホークス)が保持するNBA記録に並んだカリーは、「タフな試練だった」と試合を振り返った。

「ロードでプレイオフレベルのチームと対戦するのは、いつだって厳しいよ」。

ウォリアーズはカリー、トンプソンのほか、ハリソン・バーンズが11得点、ドレイモンド・グリーンが10得点、11リバウンドを記録。新加入のアンダーソン・バレジャオは同試合でウォリアーズデビューを飾り、10分の出場で1得点、3リバウンドをあげている。

敗れたヒートはドウェイン・ウェイドが32得点、7アシスト、ハッサン・ホワイトサイドが21得点、13リバウンドと奮闘し、さらにルオル・デンが16得点、11リバウンド、控えのジョシュ・リチャードソンが自己最多の15得点をマーク。王者ウォリアーズを相手に試合の大部分で主導権を握り、終盤まで好勝負を演じたものの、惜しくも勝利には至らなかった。

32勝25敗となったヒートは、オールスター明けからの連勝が3でストップしている。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ