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ピストンズ、ブルズとの第4オーバータイムに及ぶ激戦を制し連勝

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12月18日(日本時間19日)、ユナイテッド・センターで行なわれたデトロイト・ピストンズ対シカゴ・ブルズは、第4オーバータイムの末、ピストンズが147-144で勝利を収めた。

第4クォーター終盤アンドレ・ドラモンドのレイアップでピストンズが105-105の同点に追いついた試合は、第1、2、3OTでも決着がつかず、第4OTに突入。

ピストンズは、第4オーバータイム開始から7-2のランでペースを掴むと、レジー・ジャクソンが第4OTだけで13得点の活躍でオフェンスを引っ張り、稀に見る長時間の戦いに終止符を打った。

直近5試合で4勝のピストンズ(16勝12敗)は、ドラモンドが33得点、21リバウンド、ジャクソンが31得点、13アシスト、マーカス・モリスが20得点を記録。

ESPNによれば、ピストンズの選手で1試合30得点、20リバウンド以上を記録したのは、1990-91シーズンのデニス・ロッドマン以来ドラモンドが初だという。また、NBAに加盟した1948-49シーズン以降では球団初の第4OT戦となった。


ドラモンドは33得点、21リバウンドの大活躍

試合後、メディアに疲れているかを聞かれたドラモンドは、「今は疲れているというよりも、ハッピーだよ。でも、飛行機に乗ったら、きっと一言も発さなくなるだろうね」と、笑いながら語った。

連勝が4で止まったブルズ(15勝9敗)は、ジミー・バトラーが自己最多の43得点、デリック・ローズが今季自己最多の34得点、8アシスト、パウ・ガソルが30得点、15リバウンドを記録。ESPNによれば、ブルズにとっては1984年3月16日以来初の第4OT戦で、1試合で30得点以上を記録したトリオの誕生は、1996年のマイケル・ジョーダン、スコッティ・ピッペン、トニー・クーコッチ以来初だという。

バトラーは、「勝利が期待されていた」と、コメント。

「第4OTだろうと、延長戦にもつれない試合であったとしても、勝てなかった。ホームを守れなかった」。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ