2月8日(日本時間9日)に行なわれたデンバー・ナゲッツ対ブルックリン・ネッツの一戦は、ネッツが105-104で逆転勝利した。
ナゲッツは残り4.7秒から、インバウンドでパスを受けたケネス・ファリードのショットで104-102と2点のリードを奪う。
だが、ネッツは残り1.3秒からジョー・ジョンソンが3ポイントシュートを放つと、これが決まって試合終了。105-104と劇的な逆転勝利を収めた。
ネッツはサディアス・ヤングが20得点、マーケル・ブラウンが自己最多の19得点を記録。ジョンソンは12得点、8アシストをマークした。
ジョンソンは「2点ビハインドだったし、僕が打つ予定のプレイじゃなかったんだ。ブルックにペイント内でボールを渡して、レイアップとかで追いつき、オーバータイムに持ち込むはずだったんだ」と、プランどおりのプレイではなかったと明かした。
「僕がオープンになり、マーケルが僕を見た。(時計を)見たらコンマ何秒かあったから、少なくとも一度ドリブルできて、あとはどうやって入ったかも分からないよ」。
土壇場で勝利を失ったナゲッツは、ダニーロ・ガリナーリが24得点、ファリードが24得点、13リバウンドを記録している。
ファリードは「あれで終わったと思ったよ」と、終盤の自身の得点で勝利を確信していたと明かし、ジョンソンを称賛した。
「チャンスはないと思った。でも、彼が決めたんだ。シューターはシュートを打つものだし、ビッグショットを決めるんだ。彼はオールスタープレイヤーだし、ああいうビッグショットを決められる。今夜は僕らを相手にそれを決めたんだ」。
ジョンソンは「直前にファリードがタフショットを決めていたけど、僕は自分たちの運だけを考えていた」と、劇的な勝利を改めて喜んだ。
「素晴らしかったね。こんなドラマティックな勝利は興奮するよ。オールスター前にもまたそうやって勝てることを願っている」。