1月27日(日本時間28日)、オラクル・アリーナで行なわれたダラス・マーベリックス対ゴールデンステイト・ウォリアーズは、クレイ・トンプソンが今季自己最多となる45得点の大活躍を見せ、ウォリアーズが127-107で勝利した。
この日はエースのステフィン・カリーがフィールドゴール11本中4本成功にとどまって14得点と不調だったが、トンプソンが12本中7本の3ポイントシュート成功を含むFG20本中14本を沈めてチームのオフェンスを牽引した。
ウォリアーズは、試合を通じてリードをキープし続けたほか、第4クォーター終盤までに点差を22(121-99)にまで拡大するなど、マブスを寄せ付けなかった。
スティーブ・カー・ヘッドコーチは、試合後、トンプソンのオフ・ザ・ボール(ボールを持っていない状態)の動きついて、「クレイは何も心配せず、楽しくプレイしているように見える。その姿勢が、結果として多くの異なるプレイに変化しているのだろう」と、称賛している。
「たとえ何本シュートを外したとしても、彼にとっては苦痛ではない。だからシュートを打ち続ける。その姿勢は、彼に持っていて欲しいと思っているよ。それに彼は、ステフの陰に隠れることも厭わない。その点もうまく機能している。NBAには選手の序列のようなものが存在するが、クレイの性格は、セカンドオプションでいることに適している」。
ウォリアーズ(42勝4敗)は、トンプソン、カリーのほかハリソン・バーンズが13得点、ドレイモンド・グリーンが10得点で勝利に貢献した。開幕ホーム22連勝のウォリアーズは、昨季レギュラーシーズン戦を含め、NBA史上3チーム目となるホーム40連勝を達成している。
敗れたマブス(26勝22敗)は、チャンドラー・パーソンズが23得点、7リバウンド、J.J.・バレアが14得点、デロン・ウィリアムズとレイモンド・フェルトンがそれぞれ12得点を記録。ダーク・ノビツキーは、休養のため欠場した。