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カイル・ラウリーが自己最多43得点、ラプターズがキャブズとのイースト首位攻防戦を制す

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2月26日(日本時間27日)、エア・カナダ・センターで行なわれたクリーブランド・キャバリアーズ対トロント・ラプターズは、カイル・ラウリーが決勝点を含む自己最多となる43得点の大活躍を見せ、ラプターズが99-97で勝利した。

イースタン・カンファレンス首位攻防戦は、第4クォーター終盤から大きく動き始めた。

残り4分33秒から連続9点を含む13-1の猛攻で93-92と逆転したラプターズに対し、キャブズは残り1分42秒にケビン・ラブが3ポイントシュートを成功させ、さらにフリースロー2本を沈めて97-95と逆転。残り51.9秒、ラウリーのフックショットで再び試合を振り出しに戻したラプターズは、その38秒後、ラウリーがキャブズのマシュー・デラベドーバ越しにジャンプシュートを決め勝ち越しに成功する。キャブズはラストショットをレブロン・ジェームズに託したものの、3Pはエアーボールとなってしまい、ラプターズが4連勝を飾った。

ビラノバ大時代以来初の決勝点をマークしたというラウリーは、試合後、「僕の輝かしい10年の(NBA)キャリアで初の決勝点だった」と、語った。

キャブズとのゲーム差を2.0に縮めたラプターズ(39勝18敗)は、ラウリーのほか、テレンス・ロスが15得点、ヨナス・バランチュナスとビズマック・ビオンボがそれぞれ11得点を記録。

直近3試合で2敗を喫したキャブズ(41勝16敗)は、ジェームズが25得点、8リバウンド、7アシスト、ラブが20得点、9リバウンド、5アシスト、J.R.・スミスが13得点、カイリー・アービングが10得点をあげている。

ジェームズは試合後、メンタル面の弱さが敗因と指摘した。

「メンタルでのミスが続いている。良い状態のメンタルでプレイできれば、それが何よりも相手に大きな打撃を与える要素になる。フィジカル面ばかりが注目されがちだけれど、今の僕たちにはメンタル(の強さ)が欠けている。状態が改善するように取り組まないといけない」。

ボックススコア

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ