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ウォリアーズがキャブズに勝利し、開幕ホーム14連勝

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12月25日(日本時間26日)、オラクル・アリーナで行なわれたクリーブランド・キャバリアーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズは、ドレイモンド・グリーンが22得点、15リバウンド、7アシストの活躍でチームを引っ張り、ウォリアーズが89-83で開幕ホーム14連勝を達成した。

昨季のファイナリスト同士による対戦はディフェンスが勝負を分け、キャブズのフィールドゴール成功率を31.6%(95本中30本)に抑えたウォリアーズが、今季ホーム無敗をキープ。昨季レギュラーシーズン戦を含めたホームでの連勝記録を32に伸ばした。

ステフィン・カリーは、試合内容について、「時々、今日のような試合を経験できるのは良いこと」と、試合後にコメント。

「僕たちの守備が機能すれば、良い形で試合に勝てる。チームの万能性を見せられたし、異なる方法で勝とうとした」。


試合中、一時ロッカーに下がったものの、19得点で勝利に貢献したカリー

ウォリアーズの5点リード(64-59)ながらもロースコアで迎えた第4クォーター、ホームのウォリアーズは残り3分48秒の時点で点差を10(81-71)に拡大。これで勝負あったかに思われたが、キャブズは直後から9-2の猛攻で3点差(80-83)に詰め寄った。

残り30秒を切り、キャブズにも1ポゼッションゲームに持ち込むチャンスは訪れたが、レブロン・ジェームズがフリースローを決めきれず、またシュートを外すなどミスも続いてしまう。その間、ウォリアーズはフリースローで確実に点差を広げ、今季28勝目(1敗)をマークした。

ウォリアーズは、グリーンのほか、カリーが19得点、7リバウンド、7アシスト、クレイ・トンプソンが18得点で勝利に貢献。

第2Qにはカリーが一時ロッカーに戻る場面も見られたが、張りを感じている右ふくらはぎのテーピングを直すためだったという。

カリーは、足の状態について、試合後こう語った。

「テーピングの微調整が必要だったんだ。問題なくプレイできたよ。これから2日は試合がないし、何度か練習するだけだから。100%の状態に回復してくれれば良いね」。

連勝が6で止まったキャブズ(19勝8敗)は、ジェームズが25得点、9リバウンド、J.R.・スミスが14得点、カイリー・アービングが26分の出場で13得点、ケビン・ラブが10得点、18リバウンドをあげた。

ジェームズは、「チャンスはあった」と、試合を振り返った。

「今日のようなディフェンスができれば、僕たちは簡単に負けないチームになれる。今日は誰もオフェンスで良い流れを持てなかった」。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ