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コービー・ブライアント、ステイプルズ・センターでの最後のブルズ戦に出場

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1月28日(日本時間29日)、ステイプルズ・センターで行なわれたシカゴ・ブルズ対ロサンゼルス・レイカーズは、ジミー・バトラーが26得点、10アシスト、パウ・ガソルが21得点、12リバウンド、7アシストを記録し、ブルズが114-91で勝利した。

ブルズは、今季最長となる敵地での7連戦初戦で勝利を収め、幸先良いスタートを切っている。

この日、レイカーズで2度の優勝、3度のファイナル進出を果たしたコービー・ブライアントとガソルがステイプルズ・センターで再会し、試合前にハグを交わす姿が見られた。ブライアントの健康状態が整わなかった影響もあり、ガソルが2014年夏にレイカーズを退団して以降、この日まで両選手はコート上で対戦する機会に恵まれなかった。

レイカーズ時代の思い出について、ガソルは試合後、こう語っている。

「僕たちが経験した全てのことが入り混じっているよ。この会場は、本当に特別なんだ。僕にとって長い間ホームだったからね。色々なことを経験した。この街にはチーム(レイカーズ)があって、熱量が違う。とても激しく、緊張感のある時間を過ごしたよ」。

またガソルは、2016 NBAオールスターリザーブメンバーに選出されなかったことがモチベーションになったどうかを聞かれると、「気持ちを燃え上がらせるものを必要とはしなかったよ」と、答えている。

「良いプレイがしたかった。このフロアに戻ってこられて興奮していたからね。自分のキャリアを考えても、今のタイミングで改めて力を証明する必要はない。今もリーグのエリート選手の1人だと思っているし、できる限り長く、そういう選手でいられればと思っている」。

ブライアントは、盟友ガソルと築き上げた特別な関係性について、「彼の知性、それに明確なコミュニケーションが取れる能力が全てだった」と、話した。

「高い安定感をもたらしてくれる選手で、周りの選手を支え、笑い合い、ときには叱咤激励し、皆を成長させてくれた。とにかく素晴らしい能力を持った選手だよ。その上、彼は偉大な選手だ」。


ステイプルズ・センターでの最後のブルズ戦でジミー・バトラーとマッチアップするブライアント

今季最悪の8連敗を喫したレイカーズ(9勝39敗)は、ジョーダン・クラークソンが16得点、ジュリアス・ランドルとニック・ヤングがそれぞれ14得点、ブライアントが10得点をあげている。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ