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ブルズが連敗ストップ、キャブズは新体制での初戦を勝利で飾れず

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1月23日(日本時間24日)、クイッケン・ローンズ・アリーナで行なわれたシカゴ・ブルズ対クリーブランド・キャバリアーズは、25得点をあげたパウ・ガソルらの活躍により、ブルズが96-83で勝利した。

第3クォーター終盤までにリードを17点(72-55)に広げたブルズは、その後もリードを守り、連敗を2で止めている。

ブルズ(25勝18敗)は、ガソルのほか、ジミー・バトラーが20得点、9リバウンド、ニコラ・ミロティッチが17得点、タージ・ギブソンが15得点、8リバウンド、デリック・ローズが12得点を記録した。

前日デイビッド・ブラット・ヘッドコーチの解任を発表したキャブズは、タイロン・ルー新HC体制での初戦で、フィールドゴール成功率37.2%(94本中35本)、3ポイントシュート成功率16.7%(24本中4本)、フリースロー成功率40.9%(22本中9本)と低調なオフェンスに終わり、敗れている。試合終了後、ロッカーに戻るキャブズの選手たち、コーチングスタッフにファンがブーイングを浴びせたことについて、ルーHCは、「私も過去、多くのファンにブーイングされた」と、語った。

「フィラデルフィアに行くたびにブーイングされる。大きな問題ではない。私が対処しなければいけないことだ」。

ブラット前HCよりも速いペースでのプレイを求めていると言うルーHCだが、選手たちがアップテンポなプレイを実行する上で必要な状態に達していないと、試合後に話した。

「まだ十分な状態にいない。序盤からプッシュし、フロアを広げたかった。序盤は実行できたと思うが、それから存在感がなくなってしまった。疲労もあったのだろう。今は、我々が求めるスタイルでプレイするには十分な状態ではない」。

イースタン・カンファレンス1位の状態でチームを託されたルーHCには、優勝という難題をやり遂げるため、やらなければいけないことは多い。しかし、新体制となって迎えた初戦で、選手たちが見せた姿勢には満足したと語った。

「選手たちは戦った。彼らはハードにプレイした。ただ、シュートが決まらなかった。今日の試合はチームにとって大きな一戦と考えていた。その大事な試合で、我々はシュートを決められなかった。ディフェンスは良かったが、オフェンスではシュートを成功させられなかった。それに、フリースローも決められなかった」。

キャブズ(30勝12敗)は、レブロン・ジェームズが26得点、13リバウンド、9アシスト、J.R.・スミスが18得点、11リバウンド、ケビン・ラブが14得点、カイリー・アービングが11得点をあげた。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ