11月1日、レイ・アレンが現役引退を発表した。同日付けの『The Players' Tribune』上で、公にしている。
アレンは同日、同サイトに「Letter to My Younger Self」と題した記事を寄稿。13歳の頃の若かりし自分に宛てた手紙の形式を取ったその記事の中で、「僕は今日、このゲームから引退する41歳の男として、君にこの手紙を書いている」と綴った。
2014年以降の2シーズンはどのチームにも所属していなかったが、アレンが正式に引退を公にしたのはこれが初めてのこととなる。
2013年NBAファイナル第6戦でチームの窮地を救う3Pを沈めた
1996年ドラフト全体5位でミネソタ・ティンバーウルブズに指名され、交渉権のトレードでミルウォーキー・バックスに入団したアレンは、2013-14シーズンまで18シーズンをNBAで過ごした。
バックス、シアトル・スーパーソニックス、ボストン・セルティックス、マイアミ・ヒートに所属した18年間でレギュラーシーズン通算1300試合に出場、平均35.6分、18.9得点、4.1リバウンド、3.4アシストを記録し、通算3ポイントショットは試投数(7429本)、成功数(2973本)ともに歴代首位、通算2万4505得点は歴代27位を誇っている。
NBAオールスターに10度選出されたほか、2001年には3ポイントコンテスト優勝、セルティックス時代の2008年とヒート時代の2013年にはリーグ優勝を果たした。また、アメリカ代表として参加した2000年のシドニー・オリンピックでは金メダルを獲得している。