3月20日(日本時間21日)にアムウェイ・センターで行なわれたトロント・ラプターズ対オーランド・マジックの一戦は、カイル・ラウリーが25得点と活躍し、ラプターズが93-86で勝利した。
第4クォーターを68-76とリードされた状態で迎えたラプターズは、ラウリーとともに同クォーターに出場したベンチ陣のデロン・ライト、パスカル・シアカム、ロレンゾ・ブラウン、ルーカス・ノゲイラが活躍。堅守でマジックオフェンスを抑え、逆転勝利の原動力となった。
ブラウンは「我々はどこのベンチ陣よりも欲しているんだ」と語った。
「毎日努力し、お互いを鼓舞しあっている。この同胞たちと一緒にプレイできることがとても嬉しいよ」。
この4人は最終クォーターのほとんどに出場し、マジックのフィールドゴール成功率を15.8%(19本中3本成功)に抑え、ターンオーバーも4回誘った。
ラプターズのドウェイン・ケイシーHCは「こういった試合は誰が何をできて、こういった状況で誰を信頼できるか見極めることができる」と話した。
「しっかりと集中していなければならない試合だが、最初の3クォーターはそれができていなかった。しかし第4クォーターでようやくそこにたどり着いた。(ベンチ陣は)とても、とても良かったと思うよ」。
マジックはシェルビン・マックが17得点、ニコラ・ブーチェビッチが15得点を記録した。脳しんとうの影響で5試合欠場していたアーロン・ゴードンがこの試合で復帰し16得点と活躍したものの、復帰戦を勝利で飾ることはできなかった。