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[無料ライブ配信ゲームプレビュー] マイアミ・ヒート対ニューヨーク・ニックス

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今季開幕から8勝8敗としているニューヨーク・ニックスは、11月27日(日本時間28日)、ホームのマディソン・スクエア・ガーデンでマイアミ・ヒートと対戦する。

4連勝の後に連敗を喫し、勝率5割に逆戻りしてしまったニックスが抱える問題は、フィールドゴール成功率の低さだ。今季は16試合を終え、FG成功率はリーグ28位の41.3%、1試合平均得点は同23位の97.2としている。

エースのカーメロ・アンソニーは平均22.8得点と好調を維持しているが、そのほかの選手は安定感に欠けている。新人クリスタプス・ポルジンギスは、平均13.4得点、9.1リバウンドと良い意味で期待を裏切るプレイを見せているものの、まだ1年目の選手にアンソニーと同等の数字を期待するのは酷だ。連敗の要因はセカンドユニットの不調で、直近2試合で合計22得点、FG47本中わずか7本の成功に終わるなど、平均39.3点を記録した開幕からの14試合と比べれば、調子を落としていることがわかる。

対するヒートは、25日(同26日)に敵地でデトロイト・ピストンズに81-104で敗れ、連勝を3で止めた。同試合でFG9本中1本の2得点に抑えられたドウェイン・ウェイドだが、AP通信によれば、ニックスとの直近6試合で平均20.5得点をあげるなど、相性は良い。

23日(同24日)にアメリカン・エアラインズ・アリーナで行なわれた前回の対戦では、ゴラン・ドラギッチとウェイドを中心にオフェンスを組み立てたヒートが、95-78で勝利した。勝因には、アンソニーをFG16本中6本に抑えたチームディフェンスがあげられる。中でも、新人のジャスティス・ウィンズロウの守備が光った。平均28.4分の出場時間を記録しているウィンズロウは、開幕からリーグを代表する選手たちとマッチアップした経験を生かし、着実に成長している。

ニックスは、前回の対戦で後半48-43と盛り返しただけに、今回の対戦では序盤から良いリズムに乗りたいところ。ホームの後押しを受け、再び勝率5割超えを目指す。

>>> 同試合は日本時間11月28日(土)午前9時30分より、NBA Japanで無料ライブ配信予定!!

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ