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リオ五輪準々決勝プレビュー:クロアチア対セルビア

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試合開始: 8月17日 22:15 (日本時間18日 10:15)

リオデジャネイロ・オリンピック男子バスケットボール予選ラウンド5試合での得失点差は-7にもかかわらず、クロアチア代表はグループBを首位で通過した。同グループは1位から4位まで3勝2敗で並んだものの、予選初戦となったスペイン代表との試合でアップセットをやってのけたクロアチアが、タイブレイクで首位通過を決めた。

クロアチアにとっては、浮き沈みの激しい日々だった。スペインを下してメダル候補に躍り出たかと思えば、ナイジェリアにまさかの敗戦を喫している。それと同じことは、クロアチアと対戦するセルビア代表にも当てはまる。予選ラウンドで唯一勝率5割を下回りながらも決勝ラウンドに勝ち残ったセルビアは、ここまで印象に残る試合を見せている。トニー・パーカーの決勝ジャンプシュートの前に涙を呑んだフランス代表戦、優勝候補アメリカ代表戦でも彼らを追い詰めた。

予選ラウンド得点ランキング1位のボーヤン・ボグダノビッチ、ダリオ・サリッチ、マリオ・ヘゾニャ(以上クロアチア)、ミロス・テオドシッチ、ニコラ・ヨキッチ、ミロスラフ・ラドゥリサ(以上セルビア)というタレントがぶつかり合うこの試合は、準々決勝屈指の好カードと言える。ひょっとすると、大会ベストゲームにもなり得るマッチアップだ。

原文:Men’s Olympic Basketball Quarterfinals: What To Watch For by Jack Maloney/NBA International(抄訳)


[特集]リオデジャネイロ・オリンピック バスケットボール


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ