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76ersのジョエル・エンビードがNBAデビュー

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10月4日(日本時間5日)、マリンズ・センターで行なわれたボストン・セルティックス対フィラデルフィア・76ersのプレシーズンゲームは、終盤までもつれる大接戦の結果、92-89で76ersが勝利を飾った。

試合展開もさることながら、この日一番の注目を集めたのはジョエル・エンビードだろう。2014年ドラフト全体3位で指名されて以降、2度右足の手術をし、2年間のリハビリを経てついにNBAのコートに立った。

この日のエンビードは12分の出場でフィールドゴール6本中2本成功の6得点と控えめな活躍だったが、試合序盤にはマークマンのタイラー・ゼラー越しに華麗なターンアラウンドジャンパーを沈めたほか、4リバウンド、2ブロックを記録するなど、ポテンシャルの高さを見せつけ、待ちに待った76ersファンを唸らせた。

また、2013年のドラフト全体12位指名、クロアチア出身のパワーフォワード、ダリオ・サリッチもプレシーズンゲーム初出場を果たし、10得点、6リバウンドと、快調な滑り出しを見せた。

対するセルティックスは、新加入のアル・ホーフォード(8得点)、エースのアイザイア・トーマス(11得点)の活躍で前半を優位に進めるも、後半以降に失速した。今ドラフト全体3位指名のジェイレン・ブラウンは20分の出場で8得点、4リバウンド、4アシストだった。

なお、今ドラフト全体1位指名のベン・シモンズ(76ers)は、練習中に負った第五中足骨骨折の手術を受けたため欠場した。手術は無事成功したものの、復帰までのスケジュールは未定となっている。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ