1月23日(日本時間24日)、NBAは2016-17シーズン第13週(1月16~22日)のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク(週間最優秀選手賞)を発表し、イースタン・カンファレンスからフィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビード、ウェスタン・カンファレンスからサンアントニオ・スパーズのカワイ・レナードを選出した。
エンビードはキャリアを通じて初、レナードは今季初(通算3度目)の受賞となる。
先週エンビードが出場した試合で76ersは3戦全勝(チーム全体では3勝1敗)を記録した。22歳の新人ビッグマンは、平均22.0得点、10.3リバウンド(イースト6位タイ)、リーグ首位の3.67ブロックをマークし、シカゴ・ブルズのジミー・バトラーと並ぶイースト最多タイとなる29本のフリースローを沈めている。2回のダブルダブルを記録(今季通算9回)したエンビードは、16日のミルウォーキー・バックス戦では自己最多となる5ブロック、20日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦では自己最多タイとなる5アシストを記録した。
ウェスト首位となる平均36.3得点を叩き出したレナードは、得点に加えて6.0リバウンド、4.7アシストを記録し、スパーズの3戦全勝に貢献した。フィールドゴール成功率は56.5%、3ポイントショット成功率は43.8%、フリースロー成功率は96.0%の高確率だった。また、118-115で延長戦を制した21日のクリーブランド・キャバリアーズ戦では、自己最多となる41得点。6試合連続で30得点以上(継続中)をマークしたのは、1985-86シーズンのマイク・ミッチェル以来、スパーズの選手としては初となっている。
6試合連続30得点超えを継続中のレナード
同賞のその他の候補は以下の通り。
デニス・シュルーダー(アトランタ・ホークス)、アイザイア・トーマス(ボストン・セルティックス)、ケンバ・ウォーカー(シャーロット・ホーネッツ)、レジー・ジャクソン、マーカス・モリス(ともにデトロイト・ピストンズ)、ケビン・デュラント(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ゴラン・ドラギッチ(マイアミ・ヒート)、カール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)、エリック・ブレッドソー(フェニックス・サンズ)、ルディ・ゴベール(ユタ・ジャズ)