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デマーカス・カズンズが今季自己最多55得点、キングスがブレイザーズに勝利

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12月20日(日本時間21日)にゴールデン1センターで行なわれたポートランド・トレイルブレイザーズ対サクラメント・キングスの一戦は、デマーカス・カズンズが今季自己最多55得点の大活躍を見せ、キングスが126-121で勝利した。

この試合では珍しいシーンも見られた。119-119の同点で迎えた第4クォーター残り35.2秒、カズンズがメイソン・プラムリーのファウルを受けながらも勝ち越しとなるレイアップをねじ込んだ後、審判はカズンズがブレイザーズベンチのほうにマウスピースを投げつけたとして2度目のテクニカルファウルをコールし、カズンズは退場処分となった。しかしその後、他の審判がカズンズはマウスピースを投げつけたのではなく口から出てしまっただけであることを指摘し、判定を撤回。カズンズは試合に戻って1本のフリースローを成功させる。

そしてブレイザーズのタイムアウトで再開後、カズンズはデイミアン・リラードのドライビングレイアップを値千金のブロックで阻止。その後、フリースローで加点したキングスが逃げ切り、勝利を掴んだ。

審判の判定についてカズンズは、「酷過ぎる。今日の試合で明らかになった。こういうことが毎試合のように起こっている」と怒りをあらわにした。

「今日の試合をきっかけに、世界中にコート上でどういうことが起こっているか見てもらえればと思う。どんどん酷くなっている。本当に酷いものさ」。

キングス(11勝17敗)はカズンズのほか、タイ・ローソンが16得点、8アシスト、アーロン・アフラロとアンソニー・トリバーがそれぞれ11得点を記録した。

3連敗のブレイザーズ(13勝17敗)は、C.J.・マッカラムが36得点、プラムリーが27得点、13リバウンド、リラードが24得点、自己最多15アシスト、モーリス・ハークレスが11得点、10リバウンドをあげている。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ