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キャブズがブレイザーズを下して連敗ストップ、デビューのアイザイア・トーマスは「長い旅路だった」

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1月2日(日本時間3日)にクイックン・ローンズ・アリーナで行なわれたポートランド・トレイルブレイザーズ対クリーブランド・キャバリアーズは、レブロン・ジェームズが24得点、6リバウンド、8アシスト、4スティールを記録し、キャバリアーズが127-110で勝利した。

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キャバリアーズは夏にボストン・セルティックスから移籍して以来、負傷で戦列を離れていたアイザイア・トーマスがついにデビュー戦を飾った。第3クォーターまでは大きく差をつけられなかったキャバリアーズだが、第4Qにドウェイン・ウェイドのレイアップとトーマスの3ポイントショットで100-91と引き離して勝利を引き寄せた。

5月19日(同20日)以来約7カ月ぶりに復帰したトーマスは、19分間のプレイで3本の3Pを含む17得点、3アシストを記録。12点リードで迎えた残り8分10秒にコートを後にし、ジェームズやタロン・ルー・ヘッドコーチと抱擁した。指揮官は「おかえり」と復帰を歓迎している。

トーマスは「僕にとっては長い旅路だった」と復帰を喜んだ。

「本当にトンネルの出口に光を見つけることができなかった。その日が2018年の最初に訪れたのだから、ことしは特別な年になるね」。

第1クォーター残り4分33秒に途中出場でデビューを飾った際、観客から拍手を浴びたトーマスは「特別な瞬間だった」とうれしさをあらわにしている。

「1試合もプレイしていなかったのに、もう何年もいるみたいで、このチームでファイナルを戦っているかのようだった。だけど、何より特別だったのは、家族がここにいたことだ。妻や子どもたちに見せることができた。本当に愛する人たちがすぐそこにいるのが特別だ」。

また、ジェームズは「彼がずっと挑戦的だったところが特に好きなんだ」と、トーマスに賛辞を寄せた。

「彼はそういう人間だ。そういう人は、必ずハードワークをする。必ず全力を尽くす。決してがっかりさせないんだよ」。

トーマスは当面、連戦をこなす予定がなく、3日(同4日)の古巣セルティックスとの一戦を欠場する。トーマスは「僕はあの街で全力を尽くしたし、彼らも真の愛を示してくれた。その愛は永遠に続くと思っている。嫌な気持ちなどまったくない。リベンジの試合ではないよ」と述べた。

連敗を3で止めたキャバリアーズ(25勝12敗)は、ケビン・ラブが19得点、ジェイ・クロウダーが15得点を記録した。

一方、ブレイザーズ(19勝18敗)はユスフ・ヌルキッチが23得点、C.J.・マッカラムが19得点をマーク。ハムストリングの負傷から6試合ぶりに復帰し、6本の3Pを含む25得点、6アシストを記録したデイミアン・リラードは、「コンディションはかなり良かった」と述べている。

「パスはいくつか少しタイミングがズレていたけど、それ以外はかなり良かった」。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ