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ピストンズがリチャード・ハミルトンの32番を永久欠番に

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2月26日(日本時間27日)、現役時代デトロイト・ピストンズで活躍し、2004年の優勝に貢献したリチャード・ハミルトンが着けていた背番号32の永久欠番式典がパレス・オブ・オーバーンヒルズで執り行なわれた。

式典は同日に開催されたボストン・セルティックス戦のハーフタイム中に執り行われ、2004年当時ヘッドコーチを務めたラリー・ブラウン、ハミルトンと共に先発を務めたチャウンシー・ビラップス、テイショーン・プリンス、ラシード・ウォーレス、ベン・ウォーレスらも出席し、ハミルトンの功績を称えた。

Richard Hamilton

センターコートにマイクを持って立ったハミルトンは、「幼い頃、自分の部屋の扉に将来叶えたい目標を紙に書いて貼っていました」と語った。

「その紙には『NBA選手になること』、『NCAAで優勝すること』、『NBAで優勝すること』と書いていました。一つ叶えるごとにリストから消していきました。ですが、ただの一度も『自分のジャージーが永久欠番として掲揚されること』を目標に掲げたことはありませんでした」。

ハミルトンは球団史上10位の出場試合数(631)、同7位の出場時間(2万1679分)、同6位のフィールドゴール成功数(4352)、同7位の3ポイントショット成功数(413)、同6位のフリースロー成功数(2465)、同7位のアシスト数(2419)、同5位のフリースロー成功率(84.9%)を記録している。

なお、ハミルトンの32番はチャウンシー・ビラップスの1番、ベン・ウォーレスの3番らに続きピストンズ史上11番目の永久欠番となった。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ