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P・ジャクソン社長、新人のK・ポルジンギスをS・ブラッドリーと比較

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ニューヨーク・ニックスのフィル・ジャクソン球団社長が、『ESPN』のインタビューで、今季の新人クリスタプス・ポルジンギスを、1993年のドラフトで2位指名したショーン・ブラッドリーと比較した。

身長は7フィート1インチ(215センチ)の19歳ポルジンギスは、6月に行なわれたドラフトの全体4位でニックスに指名された。球団にとって1985年以来となる高位での指名だ。

ブラッドリーは1試合平均12.4得点、9.7リバウンド、3.9ブロックとNBAで堅実なキャリアを残したが、周囲が思っていたようなスター選手になることはなかった。

ジャクソンは「ブラッドリーはかなり良い選手だったが、彼のようにKP(ポルジンギス)は背が高すぎるかもしれない」と、ポルジンギスについて述べている。

「私が言っているのは、彼の体幹の強さが十分ではないかもしれないという意味だ。そして、リバウンダーやドライブしてくる選手たちと競うために守備の位置に入るのに、十分に低い姿勢を保てないかもしれないということだ」。

だが、ジャクソンは「彼は得点を決められる」と述べ、ポルジンギスへの評価も口にしている。

「彼のもともとの気質はチームプレーヤーであることだ。守備では背後からブロックすることができる。スクリーンでも、ガードの前にとどまれるだけの速さがある」。

ただし、ジャクソンは「(デレック・フィッシャーHCに)すべて懸かっているが、KPがシーズン序盤に1試合平均20分プレーでき、NBAの雰囲気に慣れてからはもっと出られるようになると素晴らしいね」と、NBAに慣れるまでの時間が必要だとも述べた。

「彼がやりやすいのはパワーフォワードなのか、センターなのかも決めなければいけない」。

原文: Phil Jackson is worried Kristaps Porzingis will get pushed around like Shawn Bradley by sportingnews.com(抄訳)

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