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セルティックスが76ersに先勝、29得点で2戦連続のプレイオフ自己ベスト更新のテリー・ロジアーは「夢が叶った」

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4月30日(日本時間5月1日)にTDガーデンで行なわれたNBAプレイオフ2018、フィラデルフィア・76ers対ボストン・セルティックスによるイースタン・カンファレンス・セミファイナル第1戦は、テリー・ロジアーが29得点、8リバウンド、6アシストを記録し、セルティックスが117-101で勝利した。

第2クォーターに連続10得点と突き放したセルティックスは、第3Q残り1分を切って87-70と17点をリード。その後反撃を許し、一度は97-88まで詰め寄られたが、第4Q残り5分30秒にアル・ホーフォードが3ポイントショットを決めると、以降は二桁点差を保って逃げ切った。

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セルティックス(1勝)はホーフォードが26得点、7リバウンド、ジェイソン・テイタムが自己最多の28得点を記録している。

ジョエル・エンビードや今季の新人王候補ベン・シモンズなど、76ersの若手に注目が集まったが、セルティックスはロジアーやテイタムが活躍。ミルウォーキー・バックスとのファーストラウンド第7戦でもプレイオフ自己最多の26得点をあげたロジアーは、セミファイナル第1戦でも第1Qに10得点、6アシストを記録し、3Pを9本中7本成功させるなど、2試合連続でプレイオフでの自己最多得点記録を更新した。

ロジアーは「夢が叶ったよ。このまま続けたい」と喜んだ。

「僕は今を生きる男なんだ」。

ゴードン・ヘイワードやカイリー・アービングが不在のセルティックスは、ハムストリングを痛めているジェイレン・ブラウンが、試合の1時間前まで出場の道を探ったが、ティップオフの30分前に医師やトレイナー、ホーフォードと話し合って断念した。

ホーフォードは「ジェイレンは競争者で、出るために全力を尽くしたのはわかっている」と述べている。

「最も大事なのは彼の健康だ。僕らは再発を望んでいない。彼と話したときに『お前が必要なのは当然だけど、長い期間必要なんだ。健康で好調なお前が必要なんだよ』と伝えた」。

「あと2日で回復し、第2戦で戻ってこられることを願っているよ」。

一方、直近の22試合で2敗目となる黒星を喫した76ers(1敗)は、エンビードが31得点、13リバウンド、JJ・レディックが20得点、シモンズが18得点、7リバウンド、6アシストを記録した。

マイアミ・ヒートとのファーストラウンドを制してから6日と間隔が空いた76ersは、最初の20本のショットのうち15本を失敗。3Pは26本中5本成功に終わっている。

エンビードは「僕らはNBA選手であり、準備を整えていなければいけない」と落胆した。

「今夜の僕らはその準備ができていなかった」。

第2戦は同会場で5月3日(同4日)に行なわれる。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ