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ペリカンズとキングス、カズンズのトレードを発表

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ニューオーリンズ・ペリカンズとサクラメント・キングスは2月20日(日本時間21日)、デマーカス・カズンズを含む大型トレードを発表した。

ペリカンズはキングスからカズンズとオムリ・カスピを獲得。キングスはペリカンズからバディ・ヒールド、タイリーク・エバンス、ラングストン・ギャロウェイ、2017年のドラフト1巡目指名権と2巡目指名権を獲得した。

2010年のドラフトで全体5位指名されたカズンズは、キングスで通算470試合に出場し、平均21.1得点、10.8リバウンド、3.0アシスト、1.4スティール、1.2ブロックを記録している。今季は55試合に出場し、リーグ4位の平均27.8得点、同11位の10.7リバウンド、4.9アシスト、1.4スティール、1.3ブロックをマーク。2015年から3年連続でオールスターに選出され、2015年から2年連続でオールNBAセカンドチームに選ばれている。

2011年のドラフトで全体23位指名されたカスピは、キングスとクリーブランド・キャバリアーズ、ヒューストン・ロケッツで通算485試合に出場。今季は22試合に出場し、平均5.9得点、4.1リバウンド、1.2アシストを記録。

ペリカンズのデル・デンプスGMは、公式サイトで「我々は長期的な成功を目指し続けており、ペリカンズのファンにとってはエキサイティングな瞬間だ。カズンズとカスピを我々の素晴らしい街に歓迎できて、ファンも同様に興奮している」と喜びを表した。

一方、昨年のドラフトでペリカンズに全体6位指名されたヒールドは、今季平均20.4分間のプレイで8.6得点、2.9リバウンド、1.4アシストを記録している。

2009年のドラフトでキングスに全体4位指名され、2010年の新人王に輝いたエバンスは、2013年からペリカンズでプレイ。両球団でレギュラーシーズン合計459試合に出場し、16.3得点、5.2アシスト、4.8リバウンド、1.3アシストをマークしている。

今季のペリカンズで55試合に出場し、平均20.4分間のプレイで8.6得点、2.2リバウンド、1.2アシストを記録しているギャロウェイは、NBAで平均25.3分間プレイ。9.0得点、3.3リバウンド、2.3アシストを記録。

キングスのブラデ・ディバッツGMは、公式サイトで「変化のタイミングだった。これが球団にとってベストの方向性だった」と述べた。

「勝利は文化や特徴から得られ始めるものだ。次のドラフトはこの10年でも有数のドラフトになるとみられており、我々はそのドラフトで才能ある成長中のロスターを前進させるために必要な深みをもたらすことができるだろう。デマーカスには感謝しており、ニューオーリンズでの幸運を祈る。サクラメントのファンは世界最高で、我々全員がサクラメントを今後も誇れるようなチームをつくろうと尽力している」。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ