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復帰を目指すP・ジョージ「着実に良くなっている」

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現地13日、インディアナ・ペイサーズのポール・ジョージが、チーム練習後メディアの質疑に応じ、今季中に復帰する可能性、骨折した右足の状態などについて語った。

今季中の復帰について質問が及ぶと、ジョージは、「それは僕がどう感じるか、それにメディカルスタッフや、ほかのスタッフがどう見るか次第。復帰したいね」と即答。復帰に向け強い意欲を見せたものの、現在イースタン・カンファレンス7位にまで浮上したチーム状況を考慮し、「今のチームに戻ってケミストリーを壊してしまわないか不安。でも、チームの助けに慣れるとも思っている。僕は復帰する段階で、チームはプレーオフ進出を目指している。その点で違いもあるので、この時期の復帰は簡単ではないかもしれない」と、慎重に言葉を選んだ。

当初は2015-16シーズン開幕に合わせた復帰プランを描いていたと言われていたが、予定よりも大幅に早い回復を見せている。現状について、「奇跡と呼べるかもしれない」と言い表したジョージは、復帰後即先発で30分プレーするというプランではなく、「徐々に出場時間を増やしていければ」と話すなど、現実を客観視できている。

チームリーダーらしく、好調のチーム状態に悪い影響を与えたくはないと繰り返し発言しつつ、練習での状態は相当に良い様子で、「良い練習が出来ているし、動きも大分良くなっているからこそ、2、3週間前のポール・ジョージを打ち負かせたと思っている」と語った表情からは、自信が見て取れた。

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