先日2016-17シーズン終了後の現役引退を表明したポール・ピアースが、現在の所属先であるロサンゼルス・クリッパーズとの契約満了後、古巣であるボストン・セルティックスと契約を結んで引退する意向を、『SiriusXM NBA Radio』に出演した際に示した。
NBA1年目から15年間セルティックスでプレイしたピアースは、在籍中オールスターに10回選出され、2008年にはケビン・ガーネット、レイ・アレンらと共に、チームにとって20年ぶりとなる優勝に貢献した。セルティックスで平均21.8得点、6.0リバウンドという成績を残したピアースは、2013年にガーネットと共にブルックリン・ネッツへとトレードされた。
その後、ネッツ、ワシントン・ウィザーズを経て、昨年の夏にセルティックス時代の恩師ドック・リバースがヘッドコーチを務めるクリッパーズに移籍。地元ロサンゼルスに戻った1年目の昨季は、レギュラーシーズン68試合の出場でキャリア最低の平均6.1得点に終わった。
今季開幕前に引退の可能性もあると噂されたが、ピアースはあと1年だけ現役を続けることを決断。リバースHCは、ピアースはセルティックスの一員として引退すべき、という考えを以前から提案していた。
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